今回は、履歴書に書く「希望年収」のことについてお話していきます。
年収は多ければ多いほど嬉しいのですが、希望年収を高く設定すると内定がでない気がします…。
そうですね。「希望年収」は書類審査の合否に影響があるとても重要な項目なんですよ。
今回は、不合格にされない好感度の高い希望年収の狙い所とその指針をバシッと教えます。
希望年収を上げていい場合は?
もしあなたが20代前半で現年収350万円程度であれば、400万円の希望年収を提示するのはまったく問題ありません。むしろ「適正評価をしてください」としっかりアピールするのはプラス評価です。
ただ、あなたが20代前半で現年収500万円で、600万円の希望年収を提示されたら採用は厳しいです。(私が勤務している会社の場合)
採用担当は基本的に、「業界平均給与」と「会社が設定している給与体系」を参考に、「そこから大幅に超えた給料を提示してないか」、「現状もらいすぎてないか」を見ています。
若手の能力が高い方が応募してきても、希望年収600万円だったりすると、「能力高そうだからぜひ当社に来てもらいたいけど、コストが高いから採用はやめておこう…」という会話が日常的に採用担当同士の間で行われています。年収は大きな判断材料の1つだからです。
「自分が現状もらいすぎていないか」、「年収の上げ方に妥当性はあるか」を判断するためにも、「転職希望企業の年収相場」の確認をオススメします。
希望年収チェック
- 転職希望の企業の年齢別平均年収をこちらで調べましょう。現年収がそれより低ければその基準まではアップして問題ありません!
希望年収を下げた方がいい場合は?
「現状もらいすぎていると思っている方」、「どうしてもその企業に入りたい方」に朗報です!
希望年収を下げる転職テクニック
- 希望年収を少しでも下げて書くと、「年収を下げてまで希望してくれるなんて、そんなに志望度が高いのか。ならまずは面接で会ってみよう!」と書類審査の合格率を格段に上げることが出来ます。
志望度が高い会社は-50万円の希望年収を提示するのがベストです。逆に-100万円だと「自分に自信が無いのかな?」と勘ぐられたりもするので、希望年収の下げすぎには注意しておきましょう。
無難な希望年収の提示方法は?
結論からお伝えしますと、現状の年収でそこそこ満足されている方は、転職時には「現状維持以上」がベスト!
年代別の平均年収がわからない会社では有効なテクニックです。
採用サイドも会社の給与テーブルとそこまで離れてないが、年収の高い方が「現状維持以上」と書いてきた場合は、それを下回らないようには気をつけていますので安心してください。
年収は「現状維持」か「現状以上」
- 「御社規定に従います」よりは、「現状維持以上」の方が給与水準は変わりにくいのでオススメです!
転職活動は転職エージェントの利用がオススメ
では最後に、転職活動を成功させるためのアドバイスを紹介します。
あなたは「転職活動ができるか不安」「仕事が決まるか心配」と悩んでいるので、そこをうまく解決させなければなりません。
それをうまくサポートしてくれるのが「転職エージェント」です。
転職エージェントを利用するメリット
- 求人紹介
- 書類対策・面接対策
- 残業時間・労働条件の確認
- 面接日の調整・年収交渉など
また、転職エージェントは、定期的に企業を訪問しているため、職場環境も仕事内容も把握しています。
自分で調べてもわからないリアルな情報をたくさん握っているので、「転職成功率」や「採用率」が非常に高いのが、転職エージェントの特徴です。
業界NO.1!リクルートエージェント
転職エージェントは、日本トップクラスの求人数を誇るリクルートエージェントの利用がオススメです。地方の求人も多数保有しており、全国各地に拠点があるため幅広い地域の転職支援に強いのが魅力。
幅広い業種の求人を取り扱っているため、あなたの希望に合う求人が見つかること間違いなしです。
首都圏トップクラス!Type転職エージェント
首都圏限定のType転職エージェントは、完全無料で転職のサポートをしてくれます。企業ごとの「書類対策」「面接対策」をしてくれるだけではなく、「面接日や入社日」の調整をしてくれるので、忙しいあなたにピッタリ。
また転職をした人の「71%」が年収が上がったという実績があり、女性向けの求人も多いので、男女問わずオススメできる転職エージェントです。
こんにちは!東証一部上場企業で面接官&エンジニアをしているユウです。