未経験での「自己PRの書き方」を上場企業面接官が徹底解説!

ITエンジニアの「自己PRの書き方」を上場企業面接官&SEが徹底解説!
ぶっちゃけ面接官
ユウ

こんにちは!東証一部上場企業勤務の「ぶっちゃけ面接官」ユウです。
上記名刺画像は証明のための取引先企業や転職エージェントの一部です。

履歴書・職務経歴書の「自己PR」欄は面接官も必ずチェックするので、しっかり企業にアピールしたい項目です。特に未経験だと書き方に悩みますよね。

テン子

未経験での転職だし自己PRできる事ないですー

ぶっちゃけ面接官

大丈夫です。未経験でも自己PR出来る事はみなさん必ずあります。これからどうやって思い出して、簡単に効果的な自己PRを書くか説明していきます。

特に未経験からの転職は経験者と比べられて不利にならないよう、自己PRで自分をしっかり売り込むことが大事です。

今回は未経験で転職する方が「自己PR」を書く際に注意をすべきポイントと内定率が格段に高くなる方法を紹介します。

最後まで読めば、以下の疑問がハッキリ解決します。

あなたの転職成功を応援しています。それでは、どうぞ!

自己PRの書き方で内定率はこんなに変わる

内定率はこんなに変わる

以下の方は、私のTwitterから書類添削・転職相談頂いたのですが、自己PRの書き方を変更して内定率が格段に上がりました。

では、どのように自己PRを書くとカンタンに書け、内定率が上がるか紹介していきます。

未経験での自己PRで面接官が見ているポイント

未経験での自己PRで面接官が見ているポイント

  1. ポテンシャル
  2. 意欲

ポテンシャル

面接官は「今は未経験でもポテンシャル・伸びしろがありそうか」といった箇所を書類選考では一番に見ています。

意欲

面接官は「未経験からでも頑張って働いてくれそうか」意欲があるか注意して確認しています。

せっかく仕事を教えてもすぐ辞めてしまう人だと意味がないからです。

ぶっちゃけ面接官

どうやってこの2点をアピールしていけば良いか具体的な書き方を説明していきます。

未経験での自己PRの書き方

未経験での自己PRの書き方

自己PRのカンタンな書き方のポイント

内定率が上がる世界一カンタンな自己PRの書き方で書いたように、「募集要項を見て書く」のが基本。

ただし未経験の場合は、先ほど説明した面接官が評価の対象としている「ポテンシャル・意欲」に関しての明記が大切。

これから具体例として以下の「一般事務・コールスタッフ」求人に未経験で応募する場合を説明していきます。

「一般事務・コールスタッフ」求人の募集要項

まず企業分析して、募集要項に何度も出ているような項目など重要そうな物を幾つかピックアップ。

募集要項を使った企業分析

  • 何事にも前向きに取り組むことができる方
    → 前向きなエピソードを書く
  • お客様の話をしっかり聞くことが出来る方
    → ヒアリングしたエピソードを書く
  • 事務職、販売や接客経験
    → 未経験だが似たエピソードがあれば書く
  • コールセンターでの経験
    → 未経験だが似たエピソードがあれば書く

これらのエピソード・経験を自己PRに書くと効果的にアピールできます。

ぶっちゃけ面接官

未経験だから自己PR出来る事なんてないと嘆いてましたが、これらのエピソードに幾つか思い当たる事はありませんか?

テン子

はい。いくつか思い当たります!縛りがあった方が色々と思い出せるんですね。

ぶっちゃけ面接官

はい。自由に思い出して書くより、企業が欲しい経験・スキルに関するエピソードがないかと思いだした方がはるかに書きやすく内定率も高くなるのでオススメ。

では、具体的な自己PRのサンプルを一緒に見ていきましょう!

未経験での自己PRサンプル

NGサンプル①:企業分析できてない

NGサンプル①:企業分析できてない

前職の警備業務で業務に当たる際には、常に周囲の安全とトラブルに目を光らせ、注意深く業務に取り組んで参りました。

周囲の安全を常に注意深くキープし続けることは、簡単なように見えて実はかなり難しいことでもあります。 その結果、一度のクレームを受けることなく業務を遂行することが出来ました。

ぶっちゃけ面接官

こちらは現在警備会社に勤めている方が、上述した一般事務・コールセンター業務に未経験での転職する際に私に職務経歴書添削を依頼した時の自己PR。

企業に関係なく使いまわせますがあまり自己PRになっていません。

面接官はこの自己PRを見て「是非ウチに来て欲しい」「企業分析して書いた自己PRだな」とは思いません。

色々な企業に使っている使い回しの応募書類とすぐに面接官は見抜いています。(自己PRはまだOKですが、志望動機での使い回しは絶対NG)

NGサンプル②:企業分析できているが未経験で重要視されているポイントを抑えてない

NGサンプル①:企業分析できているが未経験で重要視されているポイントを抑えてない

以前の仕事ではお客様の話をしっかり聞き、毎日業務にあたっていました。コミュニケーションには自信があります。

事務・コールセンター業務は無いですが頑張ります。

企業分析していて企業の欲しがっているスキル「コミュニケーション能力」について書いているので、①の例に比べて良い印象ですが未経験の場合はこれだけでは少し弱いです。

あと気になるのが、自己PRで特に多い「頑張ります」です。表現が一辺倒になってしまったら、自己PRに使えるキーワードも使ってみましょう。

転職テクニック

自己PRに使えるキーワード

  • 具体的な数字を表すキーワード
  • 力強さを表すキーワード
  • 積極性を表すキーワード
  • 性格を表すキーワード

「性格を表すキーワード」を多用する方がいますが、抽象的な表現になるのでオススメしません。

「具体的な数字を表すキーワード」が一番説得力があります。

詳しくは別記事をご確認ください。

OKサンプル:企業分析でき未経験で重要視されているポイントも抑えている

OKサンプル:企業分析でき未経験で重要視されているポイントも抑えている

【前向きで積極的です】
現職では仕事上分からないことは、プライベートな時間も利用して積極的に調べ一早く理解するように心がけていました。仕事覚えが早いとの上司から評価を頂き、15名いる同期内で一番早く入社2年でチームリーダーになりました。御社のXX業務でこの積極性が活かせる自信があります。

【一般事務のサポート経験】
一般事務職ではありませんでしたが、独学しておりパソコン関係に強いです。事務職の部長に頼まれ事務で使うエクセルのマクロを作成しました。作成したマクロによって月末事務業務で25%工数削減を達成しました。

企業が欲しがっているスキル・経験に対して、あなたのポテンシャル・意欲を見せれています。

今回は未経験から一般事務職・コールセンター職の場合をサンプルにしましたが、未経験からエンジニア(SE)、プログラマーを狙っている場合も上記のようにパソコン経験を書くのが良いです。

どのような職種を狙う場合も企業分析をして企業の欲しがっているスキル・経験を見抜き、自分が今まで似た経験があればそれをアピールしていくのがオススメ。

ぶっちゃけ面接官

未経験でも今まで似た経験がないかを考え「ポテンシャル・意欲」を交えて書くのがオススメです。

無料書類添削

テン子

これでカンタンに書けるようになりました。ありがとうございます。

けど、自分で書いたのが本当に面接官に評価されるか見てもらいんですが・・・

ぶっちゃけ面接官

大丈夫です!ぶっちゃけ面接官は希望者全員に書類添削をしています!

ぶっちゃけ面接官の転職相談Twitterで無料書類添削をしています。

直近では問い合わせが多く、すべての書類を数時間かけて私が確認・添削・アドバイスしているのでお待たせしている状況です。

お時間かかっても問題ない方は、サイト・Twitterから添削依頼をかけてください。個人情報などの部分は削ってもらって大丈夫です。

書類添削に定評のある転職エージェント

お急ぎの方は転職エージェントの応募書類添削がオススメ。

私と同レベルで書類添削できる優秀なエージェントを以下にあげておきます。

エージェント名
業界
公式URL
地域・条件
リクルートエージェント
総合大手
https://www.r-agent.com
全国・利用条件無し
パソナキャリア
総合大手
https://www.pasonacareer.jp
全国・利用条件無し
type転職エージェント
総合大手
https://career.type.jp
一都三県・利用条件無し
type女性の転職エージェント
総合大手
https://woman.type.jp
一都三県・利用条件無し
レバテックキャリア
IT専門
https://career.levtech.jp
関東 関西 九州・SE/PG経験者のみ
社内SE転職ナビ
IT専門
https://se-navi.jp/
関東 関西・SE/PG経験45歳未満
ギークリー
IT専門
https://www.geekly.co.jp
一都三県・利用条件無し
プロエンジニア
IT専門・未経験専門
http://proengineer.co.jp
一都三県・20代のみ
就職Shop
正社員歴無し/少ない
https://www.ss-shop.jp
関東 関西・利用条件無し
DYM就職
正社員歴無し/少ない
https://dym.co.jp
全国・利用条件無し
第二新卒エージェントneo
正社員歴無し/少ない
https://www.daini-agent.jp
関東 関西 中部・20代のみ

ここがポイント!

各エージェントについて

一都三県の求人がメインにはなりますが、大手エージェントで書類通過率がダントツに高いのはTypeです。

Typeを利用している方しか使えないですが、Type独自の応募書類フォーマットは他社と違い圧倒的に職務経歴を際立てて書きやすいです。

Typeは女性専用に「type女性の転職エージェント」の窓口もあり女性はこちらを利用すると専属の女性アドバイザーが付いてくれます。

エンジニア転職エージェントのレバテックキャリアは専門性の高さからマッチング力・書類添削に優れ、GitHubアカウントのソースコードレビューもしてくれます。エンジニアはマストで利用すべき。

社内SE転職ナビは社内SEに特化したエージェント。何をアピールすべきかなど書類・面接対策が社内SE用に特化しており社内SE・自社サービス企業を目指すなら使わないと損です。

若手、未経験用のエージェント就職Shopは書類通過率100%です!…というのも、就職SHOP経由の求人は100%書類選考が無いからです。超大手リクルートエージェントの子会社で、定着率重視でホワイト企業のみの紹介をしているので関東・関西の方にはオススメ。

第二新卒エージェントneoは、書類添削力もさることながら最初のヒアリングに特徴が。他エージェントより圧倒的に長い2時間近くになりますが、その分マッチング力が高くキャリアパスをしっかり考えた求人紹介に定評があります。

どれにも当てはまらない方や、エージェントを複数利用する場合マストなのはリクルートエージェント。求人数が桁違いで、書類対策、面接対策が充実しています。こちらは求職者の80%が使っているエージェントです。

登録後にエージェントと会った際にお願いすれば「書類対策」「面接対策」どちらもしっかりとやってくれます。

ハローワークの書類添削について

ハローワークの書類添削は止めた方が良いです。

採用経験など無いおじいさんがセカンドキャリアとして雇われているので、「固い漢字を使った方が良い」「履歴書は手書きがよい」など見当ちがいな書類添削をされることがあります。

現在ハローワークを中心に活動されている方は、転職エージェントの利用・書類添削をオススメします。それだけでブラック企業を回避でき転職成功率はあがります。

ハローワークはブラック企業ばかり!?数少ないホワイト企業の見分け方!

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2018年12月20日