えっ・・こんなに低いの?転職の成功率・通過率

こんにちは。ユウと申します。私は大手上場企業の中途採用担当をしています。

突然ですがあなたは今、

  • 「転職の成功率ってどれくらいなんだろう?」
  • 「書類審査とか各ステップごとの通過率ってどれくらい?」
  • 「年代や転職エージェントによって内定率・採用率に違いはある?」

と悩んでいませんか?

この記事では、私が採用担当として書類審査、面接をして分かったリアルなデータを公開します。現役面接官だから分かる裏事情も踏まえて、分かりやすくお伝えしていきます。それでは、どうぞ!

中途採用の流れ

中途採用の流れ

まず中途採用の流れを説明して、各ステップごとの通過率を説明していきますね。

中途採用の流れ
  1. 書類審査
  2. 一次面接
  3. SPI・適性検査(Web)
  4. 二次面接・最終面接(役員)

私は上場企業の管理職なので、書類審査と、一次面接を担当しています。最終面接は役員が担当することになっています。

また中途採用は人事部主導では行いません。一緒に働ける人材かどうかを見れるのは、人事部ではなくて現場の管理職(部課長)なので、中途採用では配属予定の部門長が採用業務をします。現場寄りの目線で書類・面接をするので、採用率が低くなる傾向があります。

私が勤めているのは東証一部上場の企業ですが、殆どの企業の中途採用は同じ手順を踏みます。企業によって「一次面接」と「SPI」が逆のパターンがあるくらいです。

中途採用の各ステップごとの通過率・成功率

中途採用の通過率
ステップ 通過率 100人受けたら
1.書類審査 20% 20人
2.一次面接 20% 4人
3.SPI・適性検査 95% 4人
4.最終面接 95% 4人

これが各手順での東証一部上場企業での通過率・成功率となっています。

「そうなんです! 書類審査、一次面接でほとんど落ちます!!」ここが非常に厳しいです。

今から中途採用面接を受ける方にとっては驚愕の事実ですよね。。。上記データは上場企業に勤める私の採用実績ですが、他の上場企業の部課長に聞いても同じような通過率です。

もちろん、ベンチャー企業・中小企業等はもっと通過率が高い企業もあります。上場の優良企業を受ける場合の通過率とお考え下さい。

逆に言えば書類・一次面接を通過すれば、SPI,役員面接ではまず不合格にならないです。なので「書類審査・一次面接対策」が非常に重要です。

100人受けて4人受かるかどうかってことは、10人受けても1人も受からないこともあるのですか!?

はい。そうです。こちらの件数は、私のここ3年分のリアルな採用実績になります。

書類選考は「とりえあず出してみる」「企業分析もせずに応募してみる」方が多いため、書類審査の通過率が非常に低いのが特徴です。

書類選考の通過率

書類選考の通過率

書類選考の通過率は20%程度です。この低さに愕然した方も多いと思います。

しかし、実はここには数字のマジックがあるので、これからその理由と対策方法を説明していきますね。

書類選考の通過率を見ると、転職しようとする気も無くなります・・・

実は通過する方は大抵複数内定をとっています。通過率が低いのは、受かる方法を知らない人が複数受けているためで、合格率が低く見えているだけの数字のマジックです。

書類審査の通過率を上げる方法

  1. 転職エージェントにそそのかされて、興味もないのに書類を送らない
  2. 企業毎に企業分析をして、履歴書(志望動機)を変える
  3. 転職エージェント選びの再考

転職エージェントにそそのかされて、興味もないのに書類を送らない

悪い転職エージェントだと、本人に興味が無いのに無理に勧めたり、「書類審査は受からないから、とりあえず沢山応募しましょう」と勧めてくるキャリアアドバイザーがいます。

確かに、書類審査の通過率は非常に低いのですが、本人に興味が無いのに送るのは受かっても面接調整で困ってしまいますし、受からないと意外とダメージを受けて、焦ってきます。

興味がない求人には応募しないようにするのが、転職成功の秘訣です。

数撃ちゃ当たる的な考えは、転職活動ではしないほうが良いです。

企業ごとに企業分析をして、履歴書(志望動機)を変える

企業ごとに企業分析をして、履歴書(志望動機)を変える

企業ごとに企業分析をするのは、新卒採用の際に皆さんやったはずなのですが、転職活動となると忘れている方が大多数です。

面接官は使い回しの書類はすぐに見抜いていますし、熱心に応募していない方を採用したいとは思っていません。

1時間でもいいので、企業の採用ページをしっかり読み「なぜ御社で働きたいか」「入社できたらどういう事で貢献できるか」などを記載しておくと、通過率は上がります。

転職エージェント選びの再考

転職エージェント選びの再考

転職エージェント選びは非常に大事です。

転職エージェントの再考が必要なケース

一番目の「転職エージェントにそそのかされて興味もないのに書類を送らない」に当てはまった方や、現在応募書類の通過率が低い方は転職エージェントの再考をしたほうが良いと思います。

興味もないのに書類応募を勧められた転職エージェントは、使うのを止めましょう。転職者の事を考えずに、内定時に自分に入るロイヤリティ重視の会社なので、それ以上一緒に転職活動するのは危険です。

以下に私が過去やり取りしたことがある「信頼できる転職エージェントリスト」です。参考にしてみて下さい。

業界 転職エージェント 公式サイト
総合大手 パソナキャリア
総合大手 ワークポート
IT レバテックキャリア
IT ギークリー
IT(20代専門) プロエンジニア(ProEngineer)
東北エリア ヒューレックス
第二新卒・フリーター DYM就職
第二新卒・フリーター 就職Shop
第二新卒・フリーター 第二新卒エージェントneo

大手のリクルートエージェントなどがないのは何故ですか?

リクルートエージェントは1人のキャリアアドバイザーが複数人の転職希望者を見るので、手厚いフォローを受けれない事が多いので、そこまでお勧めはできません。

総合大手であれば「パソナキャリア」、「ワークポート」、それ以外に業界が決まっていれば、背景知識からマッチングをしっかりしてくれる業界専門の転職エージェントを使うのが、成功率を上げる秘訣です。

書類審査通過率を上げるケース別対策

書類審査通過率を上げるケース別対策

応募書類の通過率が低い場合は2つのケースが考えられます。

  1. 転職エージェントの紹介する企業のマッチングが合っていない
  2. あなたが応募書類で上手にアピールできていない

転職エージェントの紹介する企業のマッチングが合っていない場合

転職エージェントの紹介する企業のマッチングが合っていない場合

転職エージェントの企業紹介が合ってないと考えられる場合は、上述の「信頼できる転職エージェントリスト」を参考にしてみて下さい。

紹介される企業とマッチングしていない場合

あなたのスキルと、企業の欲しい人材がマッチしていないと採用率は下がってしまいますし、もし転職できても入った会社で苦労してしまうのでマッチングは非常に大事です。

パソナキャリアはマッチング力が高く、ワークポートはキャリアアドバイザーのフォローが丁寧でサポートも充実しています。

また、受けたい業界が決まっているのであれば、その背景知識からマッチング力が高い専門転職エージェントを使ったほうが転職成功率は高くなります。

マッチング力の高い大手のパソナキャリアかワークポートを軸に、専門エージェントを1つなど複数登録して自分にあったエージェントと一緒に転職活動するのが良いと思います。

5,6個登録する必要はありませんが、2,3個は皆さん登録してその中からメインを決めていく使い方をされています。

応募書類で上手にアピールできていない場合

応募書類で上手にアピールできていない場合

応募書類でアピールできてないと思い当たる方は、私の方で「応募書類添削サービス(履歴書・職務経歴書)」をしていますので、良かったら使ってみて下さい。

基本的には有料サービスですが、転職エージェントをこのサイトから申し込んで頂いた方には無料で使えるようになっております。詳しくは以下ページをご確認ください。

【IT転職応募書類添削サービス】 現役面接官のアドバイスで採用率アップ!

2017.05.02
応募書類添削サービスについて

今この記事をお読みで条件を満たした方には、私の方で完全無料で書類添削・修正を行っております。添削後の実績としては、95%の方が書類通過率が2倍以上に上がったと好評頂いております。

書類審査は「企業分析をして企業ごとに志望動機を変える」など、幾つかのテクニックを使えば簡単に数倍は通過率は上がります。

転職エージェントも応募書類添削サービスやっていますが、どう違うんですか?

転職エージェントがしっかりチェックしていれば、書類通過率はもっと高いはずですが、転職エージェントは面接官がどこを重視しているか分かっていません。

実は、通過率が低すぎると、転職エージェントから面接官に連絡があり「どのような書類・どのような方を送ればよろしいでしょうか?」と確認が来ています。

転職エージェント自身がどこをチェックしたら良いか分かっていないので、彼らの書類添削は気休め程度に考えて起きましょう。採用を決めているのは面接官なので、現役面接官が書類チェックするのが通過率を上げる唯一の方法です。

なるほど。転職エージェント自体が、採用官がどこを見てるかわかってないから対策が出来ないんですね!

あと、そもそも書類審査をスキップする方法とかはありませんか?

DYM就職は、書類審査をスキップして一次面接からスタートしてくれる転職エージェントです。

既卒・第二新卒など社会人歴の少ない方むけの転職エージェントで、書類審査が苦手な人は使ってみると良いと思います。

一次面接の通過率

一次面接の通過率

一次面接の通過率も20%と非常に低いです。ただ、一次面接さえ通過できれば、後はまず落ちません!

実は一次面接の通過率を上げるのにも「応募書類」が非常に大事になっているので、以下に説明していきます!

一次面接の通過率を上げる方法

シンプルに一番大事なのは「応募書類をしっかり作り込む」ことです。

それだけでは分かりづらいと思いますので、もう少し具体的にお伝えすると、以下の2点が大事です。

  • 応募書類の想定問答をしておく
  • 応募書類に撒き餌をしておく

応募書類の想定問答をしておく

応募書類の想定問答をしておく

応募書類は書類審査だけで使う物ではありません。それをもとに面接をする大事な書類です。しかし、それを忘れている方が結構いらっしゃいます。

面接官は応募書類を見て質問をしていくので、受ける方は事前にどういう質問がされそうか想定問答をしておくのが非常に大事です。これだけで合格率は上がります。

もちろん想定外の質問をされることもあるでしょうが、それは事前に色々と考えておくなり友人・先輩など信頼できる方に想定問答をしてもらっても良いと思います。

私の方で行っている「添削サービス」では、応募書類の中に「想定問答」も記入しています。

応募書類に撒き餌をしておく

応募書類に撒き餌をしておく

「応募書類に撒き餌」って意味が分からないですよね。撒き餌とは、魚釣りの時に餌をまいて魚を呼び寄せることなんですが、応募書類にも同じテクニックが使えます。

実はこれも先程の想定問答の1つなのですが、少し違ったテクニックになります。

応募書類の撒き餌テクニック

「応募書類添削サービス」を御利用の方にお伝えしているテクニックなので、あまり全てを公開は出来ないのですが、職務経歴書で自分をアピールできる事を全て書ききってしまうのではなくて、敢えて「面接官が食いつきたくなるようなネタ」を簡潔に書くテクニックです。

全てがその書き方だと物足りないので、ピンポイントで入れる必要があります。

応募書類書いたので、もう少し具体的に教えて下さい。(応募書類を差し出す)

そうですね、じゃあ今から模擬面接をやってみましょう!

(応募書類の撒き餌の箇所を見つつ)「ここは~~って書いてありますが、具体的にはどういうことをされたんでしょうか?」

「はい。私は~~の立場で、~~を工夫して対応しました。」

おぉ、なるほど。具体的に書いていない箇所を残すことによって面接官が気になる。そして、この質問は予め想定したのでスムーズに答えることが出来るんですね?

はい。その通りです。これが撒き餌のテクニックです。

気になる方は、「応募書類添削サービス」をご活用下さい。

【IT転職応募書類添削サービス】 現役面接官のアドバイスで採用率アップ!

2017.05.02

年代別の通過率

年代別の通過率

以下に一部上場企業を受けた場合の年代別の転職成功率・通過率をまとめておきます。

年代が上がるたびに5%通過率が下がると思ってもらうと分かりやすいと思います。年代が変わってもSPI、役員面接の合格率は変わらないので安心して下さい。

書類審査、一次面接は年齢によって求めるものが高くなるので、通過率は下がる傾向にあります。

ステップ 20代通過率 30代通過率 40代通過率
1.書類審査 20% 15% 10%
2.一次面接 20% 15% 10%
3.SPI・適性検査 95% 95% 95%
4.最終面接 95% 95% 95%

20代の転職成功率・通過率

20代の転職成功率は非常に高いです。特に20代前半であれば、どのステップでも+5%は通過率は上がります。

また、若い方は特に「書類審査は数撃ちゃ当たる」で応募している方が多いため通過率が低く見えますが、応募書類のテクニックを学んで企業ごとの志望動機を書くようにすれば、20代であれば通過率は50%までは上げることは可能です。

そうなれば行きたかった企業の2つに1つは書類審査通るので、自信も付きますし転職活動自体も楽しくなってきますよ。

20代の方はどの企業も欲しがっているので、気になっている方はまず色々と動いてみることが良いと思います。

30代の転職成功率・通過率

30代の転職成功率はそこまで高くありません。30代前半であれば結構受かりやすいのですが、30代後半になるとどの企業も厳しい視点で見てくるので注意が必要です。

特にマネジメントスキル・リーダースキルを求められるようになるので、書類・面接ではしっかりとアピールできる方が採用を勝ち取っています。

30代の方はマネジメント経験の有無などで採用率が左右されてきます。

マネジメント経験が無い方でもアピールできる方法もあるので「添削サービス」などで御相談下さい。

40代の転職成功率・通過率

40代の転職成功率は低いです。40代前半でも低いですが、40代後半になると非常に低くなるので更に注意が必要です。

マネジメントスキル・組織づくりの経験などが求められており、部長級での転職などであれば比較的採用されやすいのですが、40代で一般社員としての転職となると、長期戦の覚悟も必要です。

40代の方は転職エージェントの登録にも苦労する方もいます。

パソナキャリア」は大手ですが登録拒否なども無く、親切なキャリアアドバイザーが多いのでおすすめできます。

転職エージェントによる通過率・採用率の違い

転職エージェントによる通過率・採用率の違い

「転職エージェントによる通過率・採用率の違いなんてないでしょ!?」と思われるかもしれませんが、実際にはあります。

転職エージェントによる通過率・採用率の違い

もちろん同じ転職エージェントでもキャリアアドバイザーによって優劣もありますし、何より転職希望者本人のスキルも大事です。

しかし、同じスキルの方が複数の転職エージェントに登録している場合、転職エージェントによって確実に採用率の差はあります。

転職エージェントによって違いが出る点を以下にまとめておくので、参考にして下さい。

転職エージェントによっての3大格差
  • 企業・人のマッチング力
  • 面接傾向把握力
  • 1社限定非公開求人

違いはこの3点になります。面接対策などサービスは殆どどのエージェントも同じなので心配はいりません。

転職エージェントの「書類添削」「面接対策」を当てにしてはいけません。どこも似たり寄ったりで違いは全く無いのが現状です。

企業・人のマッチング力

これは転職エージェントが転職希望者のスキルをしっかりとヒアリングして、マッチしている企業を紹介する力になります。

酷いエージェントだと、ろくにヒアリングもしないで、受かりそうなブラック企業をすぐに推薦するので注意が必要です。使うのを止めた方が良いです。

良いエージェントは、「今までの経験」「これからやりたい事」を必ず聞いてくれます。それによってマッチする企業を紹介でき、採用率が上がります。

面接傾向把握力

一次面接を受けると転職エージェントから「どのような質問をされましたか?」と聞かれることがあります。転職エージェントによってはこれらの回答をためておいて、次に受ける方に公開しているところもあります。

面接などの傾向が事前に掴めるため、採用率が上がります。

1社限定非公開求人

企業によっては多数の転職エージェントと契約すること無く、一社独占で契約をむすんでいる場合もあります。このような求人が多いほうが採用率は上がります。

総合転職エージェントと専門転職エージェントの内定率の違い

総合エージェント 専門エージェント
マッチング力
傾向把握
非公開求人数 普通
内定率 普通

上記のようにまとめることができます。

総合エージェントは、求人数が多く、いろいろな業界への転職紹介が出来ます。

専門転職エージェントは、求人数は大手と違い業界を絞っているのでそこまでないですが業界分野の背景に詳しいので、転職希望者と企業のマッチング力に優れています。その結果内定率が高い傾向にあります。

おすすめとしては、総合大手を1社、専門エージェントを2社程度登録して求人・マッチング力の違いを補いつつ、その中で自分に合うキャリアアドバイザーのいる所をメインとして活動するのが良いと思います。

繰り返しになりますが、私が過去やり取りした信頼できる転職エージェントリストを最後に記載しておきます。

信頼できる転職エージェントリスト
業界 転職エージェント 公式サイト
総合大手 パソナキャリア
総合大手 ワークポート
IT レバテックキャリア
IT ギークリー
IT(20代専門) プロエンジニア(ProEngineer)
東北エリア ヒューレックス
第二新卒・フリーター DYM就職
第二新卒・フリーター 就職Shop
第二新卒・フリーター 第二新卒エージェントneo