あなたは転職しようかなと思って…
「リアルな転職の成功率を知りたい」
「成功率・内定率を高める方法を知りたい」
と悩んでいませんか?
この記事では、
①「上場企業での5,000件の書類・面接実績」
②「㈱リクルートの統計データ」
から、各ステップごとの成功率・通過率と向上させる方法をお伝えします。
ある転職エージェントの公式サイトに「転職成功率96%」と書いてあったのですが、本当ですか?
エージェントが公開する成功率・内定率は少し怪しく感じますよね。
本当に転職成功したかどうかは、数年経たないと分からず、本人の主観に左右されます。
転職成功の基準について
- 実際の採用活動データ
- 転職エージェント公開の計測方法が不明な「怪しい成功率・内定率」
- 年収上がったから残業多いけど転職成功などの主観的な「転職者アンケート結果」
この記事では判断基準が不明瞭な事例紹介はせず、2019年までの「実際の採用活動データ」をもとに「転職成功率=内定率・通過率」として紹介。
最後まで読めば、以下の疑問がハッキリ解決します。
低く見える通過率ですが、ポイントを押さえればグンと上がります。
それではどうぞ!
中途採用の流れ
選考順 | ① | ② | ③ | ④ |
---|---|---|---|---|
内容 | 書類選考 | 一次面接 | SPI・適性検査 | 最終面接 |
担当 | 管理職 | 管理職 | 人事部 | 役員 |
これが中途採用の流れです。
採用する部署の管理職(部課長)が「書類選考」と「一次面接」を担当して、最終面接は役員が担当する企業が多いです。
企業によって「一次面接」と「SPI」が逆のパターンがありますが、多くの上場企業の採用手順は同じ。
大事なのは、中途採用は人事部主導では無いことの認識です。
一緒に働ける人材かどうかを見れるのは、人事部ではなく採用部署の管理職なので、中途採用では配属予定の部門長が採用業務をします。
管理職が行う書類選考&一次試験と、役員の最終面接では、どちらが通過率が低いでしょうか?
最終面接はえらい人が来るイメージなので、ここが1番難しい感じがします。
いいえ、実は管理職が行う書類選考・一次試験の方がはるかに通過率が低いんです。
では、具体的な数字を次章でみていきましょう!
中途採用の各ステップごとの通過率・成功率
ステップ | 通過率 | 100人での通過人数 |
---|---|---|
1.書類選考 | 25% | 25人 |
2.一次面接 | 25% | 6人 |
3.SPI・適性検査 | 95% | 6人 |
4.最終面接 | 95% | 6人 |
これが各ステップでの東証一部上場企業での通過率・成功率となっています。
(※東証一部企業における5,000人の採用実績:100人あたりでの平均通過率・通過人数)
4ステップ中、前半2ステップがずば抜けて低く「書類選考」通過率25%、「一次面接」通過率25%。
(第二新卒・既卒転職の内定率は一般転職とは異なり高いので、第二新卒内定率の記事を確認ください。)
100人受けて6人内定もらえるかどうかってことは、10人受けても1人も内定がでないこともあるのですか!?
はい。そうです。だいたい20人前後の書類を見たら1人は内定する割合です。(私の5,000人の採用実績平均値より算出)
書類選考は「とりえあず応募」「企業分析もせずに応募」する方が多いため、書類選考の通過率が低いです。
書類選考と一次面接の通過率は低い
上場企業では書類選考の通過率25%、一次面接の通過率25%で、ほとんどの方が前半のステップを通過できない状況です。
今から転職を考えている方にとっては驚愕の事実ですよね・・・
けど安心して下さい!次章から紹介するちょっとしたコツで通過率は格段にあがります。
SPIと最終面接の通過率は高い
SPIの通過率95%、最終面接の通過率95%で、後半のステップはほとんどの方が通過できます。
「よし、転職しよう」とSPIの書籍を買って、SPI対策からする方がいますが、SPIはほとんど合否に影響しないので、最初にやるのは時間の浪費。
その時間で企業サイトをみるなりして、企業分析にあて書類対策・一次面接対策をする方が効率的です。
SPI対策は面接通ったら問題集を軽くやる程度で十分です。
中小企業・ベンチャー企業の通過率・成功率
中小企業・ベンチャー企業では応募者や人気が上場企業より少ないので、書類選考・一次面接の通過率は上がり30%~45%程度の企業が多いです。
SPI、書類選考の通過率は100%近い企業が多く、最終面接は軽い顔合わせのみで不採用にしたことがない企業も。
どんな企業でも通過率の高いステップ、低いステップは上場企業と同じ。前半が難しく、後半は簡単です。
転職成功率を上げるために力を入れるポイント
- 「書類対策」と「一次面接対策」が非常に重要
- 一次面接のあとの選考は通過率が高い
実は最終面接で不合格になるような人を一次面接で通してしまうと、管理職(一次面接の担当者)は役員から注意を受けるんです。
なので採用側は「書類選考」や「一次面接」の選考基準を厳しくしています。
なるほど!それでは「書類対策」と「一次面接」の対策をしっかりすれば内定率も上がるんですね。
そのとおりです!それでは次に、通過率が低い「書類選考」と「一次面接」の通過率を上げる方法を紹介していきます。
書類選考通過率を上げる方法
書類選考通過率を上げるには3つのポイントがあります。
以下が5,000件書類選考をした実績からの通過率が高い人の共通点です。
- 企業ごとに企業分析をし志望動機&職務経歴のアピールポイントを変えている
- 興味が無い企業に応募書類を送らない
- 求職者にマッチした仕事に応募
「あれ・・結構当たり前のことでは?」と思ったかもしれません。しかし、意外にも出来ていない方が大多数です。
これから詳細を解説してきます。
共通点①企業ごとに企業分析をし志望動機&職務経歴のアピールポイントを変えている
企業ごとに企業分析をするのが書類対策では一番大事です。新卒採用の際に皆さんやったはずなのですが、転職活動となると忘れている方が大多数です。
1時間でもいいので、企業の採用ページをしっかり読み「なぜ御社で働きたいか」「入社できたらどういう事で貢献できるか」などを記載しておくと、通過率は格段に上がります。
「なぜこの会社で働きたいか」がしっかり書いてあると熱意を感じて、評価も甘くなります。
共通点②興味が無い企業に応募書類を送らない
「なに当たり前の事言ってるんだ・・?」と思ったかもしれません。
しかし、この当たり前の事を出来てない人が多いです。転職エージェントに勧められて、乗り気でないのに受ける方が大多数。
エージェントからの紹介・説明を聞いて納得出来て、自分でも入社したいと思った企業ならば問題ないです。ただ大半の方はウヤムヤで受けて不採用になっています。
興味のない企業にも応募すると、本命以外も受けるので企業分析をする時間が取れず応募書類を使いまわす方が多くなります。結果全て不合格になってしまう方が多数。
なぜなら、面接官には使いまわしの書類はわかるからです。「どの企業にでも通じる当たり障りない応募書類は、どの企業も通らない」です。
共通点③求職者にマッチした仕事に応募
通過率の高い方は、求職者のスキル・経歴にマッチした仕事に応募をしています。ただ数万ある企業から、自分にどの仕事・企業がマッチしているかわからないのは当然です。
通過率の高い方は、マッチング力の高い転職エージェントを使い自分にマッチしている企業を複数紹介してもらい、複数内定をとっています。
マッチング力の高いエージェントの見分け方
マッチング力の高いエージェントは最初の面談で分かります。
あなたの職務経歴・希望を丁寧にヒアリングして、深堀り・提案・会話するエージェントはマッチング力・内定率が高いです。
ヒアリング少なく、こちらの希望も軽く聞くだけで向こうが推している求人を案内してくるエージェントはマッチング力・内定率が低いので注意。
「最初の面談まで分からないのは困る!」という方に、以下にマッチング力が高いエージェントを紹介しています。
マッチしていない求人は、どれだけ受けても受からないです。
面接で「他にどんな企業をうけていますか?」と質問することがあります。
良いエージェント経由の人は、本人のスキルにマッチした企業を受けています。
悪いエージェント経由だと有名なだけで本人に合ってない企業群をうけていて、面接後に「悪いエージェントに捕まっているな。あれでは他も受からないな・・・」と面接官たちに呟かれています。
マッチング力の高い転職エージェント
以下がマッチング力の高い「転職エージェント一覧」です。
実際の採用活動で以下エージェント経由は内定率が高いです。丁寧なヒアリングで求職者の要望・スキルに合った企業紹介をしているからです。
業界 エージェント(記事へ) | 公式URL |
---|---|
総合大手 リクルートエージェント | https://www.r-agent.com |
総合大手 パソナキャリア | https://www.pasonacareer.jp |
総合大手 type転職エージェント | https://career.type.jp |
総合大手(女性) type女性の転職エージェント | https://woman.type.jp |
IT レバテックキャリア | https://career.levtech.jp |
IT ギークリー | https://www.geekly.co.jp |
IT(20代専門) プロエンジニア | http://proengineer.co.jp |
第二新卒 就職Shop | https://www.ss-shop.jp |
第二新卒 DYM就職 | https://dym.co.jp |
第二新卒 第二新卒エージェントneo | https://www.daini-agent.jp |
一般的には大手・専門合わせて2,3社のエージェントに登録して求人比較をしながら転職活動します。
行きたい業界が決まっている方は、業界専門エージェントを使った方が、内定率が高くオススメ。
まだ職種を検討中の方は、「type転職エージェント」に登録すれば「適職診断」ができ、あなたにマッチした職業を見つけられます。
女性限定で「type女性の転職エージェント」もあります。
転職エージェントに登録せずに軽く求人を知りたい方は、転職サイト「リクナビNEXT」がオススメ。
転職サイトはエージェントと違って、マイペースで転職活動していきたい人に最適。
マッチング力最強:スカウトサービス
実は転職において一番転職成功率が高いのがスカウトです。
なぜならスキルマッチした人材にしか声をかけないので、スカウトされた方は最初から書類審査はパスした状態で開始。
今の勤務先にバレないように履歴書を匿名登録でき、指定した企業からの閲覧ブロック機能もあります。
「けど、スカウトされるほどスキルや職歴も無いし・・・」
たしかにスカウトは敷居が高い印象がありますが、ここ最近で劇的に変わっており今はスキルの凄いエリートだけが使うものではないんです。
第二新卒の若手がスカウトされる程、採用側も頻繁にスカウトサービスを使っていて敷居が低いです。良く使われるようになった理由は後述します。
最近のスカウトはとにかくカジュアル。以下がスカウト後のあなたの選択肢です。
- 「ご飯を一緒に食べる」
- 「オフィスに遊びに行く」
- 「面接を受ける」
そうなんです。近頃のスカウトは全く堅苦しくないんです。
転職後に上司・同僚になる方と一緒にご飯を食べて人柄を知ったり、オフィスに遊びに行って雰囲気を確かめることができます。
雰囲気が良ければ面接を受けて、合わなければ面接も受けずにお断り出来ます。
転職前に会社の雰囲気を知ることが出来るので、転職後に「こんなはずじゃなかった・・・」と失敗することがありません。
一括送信ではないスカウトメールであれば、企業はあなたの職務経歴書を読んで興味を持っているので、書類選考パスで一次面接から開始になるので一般応募より格段に転職成功率は高いです。
「一括送信ではない」機械的なスカウトではないことがポイント!
機械的なスカウトは意味がなく、年齢フィルターなどで自動的にメール送られているだけなので書類を送ってもおちることがあります。
以下が優良上場企業が使っている「一括送信ではない」スカウトサービスです。
サービス名 | 条件 |
---|---|
リクルートエージェント | 誰でも利用可能 |
リクルートダイレクトスカウト | 年収600万円以上のみ |
ビズリーチ | 年収750万円以上のみ |
スカウトは採用者・求職者の双方にとってミスマッチが起こづらく転職成功しやすいサービスです。入社した方の定着率も高いので、最近では私の会社はスカウト採用を中心にしています。
転職成功者に多いパターンを教えて欲しいです。
転職成功者に多いパターンは、リクナビNEXTかtype転職エージェント,type女性の転職エージェントに登録して自分で求人を探しつつ、スカウトを待ち、エージェントで色々と相談し求人紹介を受けています。
ほとんどの方がスカウトかエージェント経由で内定獲得しています。
書類選考通過率を上げる方法まとめ
マッチング力の高いエージェントを使い、志望動機を企業ごとに変えるようにして、厳選した企業に送るようにするだけで書類はほとんど通過するようになり、転職成功に近づきます。
これらの文章は「書類選考通過率を上げる」記事からの抜粋です。詳細が気になる方はこちらの記事で確認下さい。
一次面接の通過率
上場企業では一次面接の通過率も25%と非常に低いです。
ただ、一次面接さえ通過できれば、後はまず落ちないのでここが頑張りどころです!
実は一次面接の通過率を上げるのにも「応募書類」が非常に大事になっているので、以下に説明していきます!
一次面接の通過率を上げる方法
シンプルに一番大事なのは「応募書類をしっかり作り込む」ことです。
それだけでは分かりづらいと思いますので、もう少し具体的にお伝えすると、以下の2点が大事です。
- 応募書類の想定問答をしておく
- 応募書類に撒き餌をしておく
応募書類の想定問答をしておく
応募書類は書類選考だけで使う物ではありません。それをもとに面接をする大事な書類です。しかし、それを忘れている方が結構いらっしゃいます。
面接官は応募書類を見て質問をしていくので、受ける方は事前にどういう質問がされそうか想定問答をしておくのが非常に大事です。これだけで合格率は上がります。
もちろん想定外の質問をされることもあるでしょうが、それは事前に色々と考えておくなり友人・先輩など信頼できる方に想定問答をしてもらっても良いと思います。
応募書類に撒き餌をしておく
「応募書類に撒き餌」って意味が分からないですよね。「撒き餌とは、魚釣りの時に餌をまいて魚を呼び寄せること」ですが、応募書類にも同じテクニックが使えます。
実はこれも先程の想定問答の1つなのですが、少し違ったテクニックです。
職務経歴書で自分をアピールできる事を全て書くのではなくて、敢えて「面接官が食いつきたくなるようなネタ」を入れるテクニックです。
全てがその書き方だと書類選考で不合格になりやすいので注意が必要です。ピンポイントで入れる必要があります。
ユウさん、応募書類書いたので見てくれますか?
そうですね、じゃあ今から模擬面接をやってみましょう!
(応募書類の撒き餌の箇所を見つつ)「社長賞を2度受賞と書いてありますが、具体的にはどういうことをされたんでしょうか?」
「はい。私は~~の立場で、~~を工夫して対応したので社長賞を受賞できました。一度目はXXで、二度目はXXでとっています。」
敢えて具体的に書いていない箇所を敢えて残すことによって面接官に興味を持ったせる。そしてこの質問は予め想定しているので、スムーズに答えることが出来るテクニックですね?
はい。その通りです。これが撒き餌のテクニックです。
少し慣れが必要ですが、職務経歴書に1,2個入れる程度で良いと思います。他の項目は具体的説明と共に書きましょう。
全部「撒き餌テクニック」使うと、書類選考で具体例の記載が少ないと判断されて不採用になるので、一部に入れるのがポイント!
年代別の通過率
以下に上場企業を受けた場合の年代別転職成功率・通過率をまとめておきます。私の過去11年分の採用実績からのデータです。
「年代が上がるたびに書類選考、一次面接の通過率が5%下がる」と理解いただければと思います。ただし、年代が変わってもSPI、役員面接の合格率は変わらないので安心して下さい。
なぜ、年代が上がると成功率・通過率が下がるのですか?
そうですね。書類選考、一次面接は年齢によって求めるものが高くなるので、通過率は下がる傾向にあります。
ステップ | 20代通過率 | 30代通過率 | 40代通過率 |
---|---|---|---|
1.書類選考 | 30% | 20% | 15% |
2.一次面接 | 30% | 20% | 15% |
3.SPI・適性検査 | 95% | 95% | 95% |
4.最終面接 | 95% | 95% | 95% |
では、これから具体的な年代別の通過率について説明していきます。
20代の転職成功率・通過率
20代の転職成功率は非常に高いです。特に20代前半であれば、どのステップでも+5%は通過率は上がります。
若い方は転職に慣れていないので「書類選考は数撃ちゃ当たる」で応募している方が多いため通過率が低いです。
応募書類のテクニックを学んで企業ごとの志望動機を書くようにすれば、20代であれば通過率は50%までは上げることは可能です。
そうなれば行きたかった企業の2つに1つは書類選考通るので、自信も付きますし転職活動自体も楽しくなってきますよ。
20代の方はどの企業も欲しがっているので、気になっている方はまず色々と動いてみることが良いと思います。
30代の転職成功率・通過率
30代の転職成功率はそこまで高くありません。30代前半であれば結構受かりやすいのですが、30代後半になるとどの企業も厳しい視点で見てくるので注意が必要です。
特にマネジメントスキル・リーダースキルを求められるようになるので、書類・面接ではしっかりとアピールできる方が採用を勝ち取っています。
30代の方はマネジメント経験の有無などで採用率が左右されてきます。
マネジメント経験が無い方でもアピールできる方法もあるので「添削サービス」などで御相談下さい。
40代の転職成功率・通過率
40代の転職成功率は低いです。40代前半でも低いですが、40代後半になると非常に低くなるので更に注意が必要です。
マネジメントスキル・組織づくりの経験などが求められており、部長級での転職などであれば比較的採用されやすいのですが、40代で一般社員としての転職となると、年収ダウンや長期戦の覚悟も必要です。
40代の方は転職エージェントの登録にも苦労する方もいます。
「パソナキャリア」は大手ですが登録拒否なども無く、親切なキャリアアドバイザーが多いのでおすすめできます。
転職エージェントによる通過率・内定率の違い
「転職エージェントによる通過率・内定率の違いなんてないでしょ!?」と思われるかもしれませんが、実際にはあります。
同じ転職エージェントでもキャリアアドバイザーによって多少の優劣もありますし、何より求職者本人のスキルも大事です。
しかし同じスキルの方が複数の転職エージェントに登録している場合、転職エージェントによって確実に内定率の違いはあります。
転職エージェントによって違いが出る点を以下にまとめておくので、参考にして下さい。
- 企業・人のマッチング力
- 面接傾向把握力
- 1社限定非公開求人
違いはこの3点です。面接対策などサービスはほとんどどのエージェントも同じなので心配はいりません。
転職エージェントの「書類添削」「面接対策」を当てにしてはいけません。どこも似たり寄ったりで違いは全く無いのが現状です。
企業・人のマッチング力
これは転職エージェントが求職者のスキルをしっかりとヒアリングして、マッチしている企業を紹介する力です。
酷いエージェントだと、ろくにヒアリングもしないで、すぐに受かるブラック企業を推薦しようとするので注意が必要です。こういうエージェントは使うのを止めた方が良いです。
良いエージェントは、「今までの経験」「これからやりたい事」を必ず聞いてくれます。それによってマッチする企業を紹介でき、採用率が上がります。
面接傾向把握力
一次面接を受けると転職エージェントから「どのような質問をされましたか?」と聞かれることがあります。転職エージェントによってはこれらの回答をためておいて、次に受ける方に公開しているところもあります。
面接などの傾向が事前に掴めるため、採用率が上がります。
1社限定非公開求人
企業によっては多数の転職エージェントと契約すること無く、一社独占で契約をむすんでいる場合もあります。このような求人が多いほうが採用率は上がります。
企業が多くのエージェントに敢えて求人を出さないのは何故ですか?
企業としても、採用活動は時間・費用ともにコストがかかるので、信頼できるエージェントと独占契約を結んで、求人をかける方がコストの圧縮になるからです。
総合転職エージェントと専門転職エージェントの成功率の違い
総合エージェント | 専門エージェント | |
---|---|---|
マッチング力 | 中 | 高 |
傾向把握 | ○ | ◎ |
非公開求人数 | 多 | 普通 |
成功率 | 普通 | 高 |
上記のようにまとめることができます。
総合エージェントは、求人数が多く、いろいろな業界への転職紹介が出来ます。
専門転職エージェントは、求人数は大手と違い業界を絞っているのでそこまでないですが業界分野の背景に詳しいので、求職者と企業のマッチング力に優れています。その結果成功率が高い傾向にあります。
おすすめとしては、総合大手を1社、専門エージェントを2社程度登録して求人・マッチング力の違いを補いつつ、その中で自分に合うキャリアアドバイザーのいる所をメインとして活動するのが良いと思います。
最後に繰り返しですが、内定率が高い転職エージェントを記載しておきます。
内定率の高い転職エージェント
業界 エージェント(記事へ) | 公式URL |
---|---|
総合大手 リクルートエージェント | https://www.r-agent.com |
総合大手 type転職エージェント | https://career.type.jp |
総合大手(女性) type女性の転職エージェント | https://woman.type.jp |
IT レバテックキャリア | https://career.levtech.jp |
IT ギークリー | https://www.geekly.co.jp |
IT(20代専門) プロエンジニア | http://proengineer.co.jp |
第二新卒 就職Shop | https://www.ss-shop.jp |
第二新卒 DYM就職 | https://dym.co.jp |
第二新卒 第二新卒エージェントneo | https://www.daini-agent.jp |
一般的には大手・専門合わせて2,3社のエージェントに登録して求人比較をしながら転職活動します。
行きたい業界が決まっている方は、業界専門エージェントを使った方が、内定率が高くオススメ。
まだ職種を検討中の方は、「type転職エージェント」に登録すれば「適職診断」ができ、あなたにマッチした職業を見つけられます。
女性限定の「type女性の転職エージェント」もあります。
転職エージェントに登録せずに軽く求人を知りたい方は、転職サイト「リクナビNEXT」がオススメ。
転職サイトはエージェントと違って、マイペースで転職活動していきたい人に最適。
エンジニア志望の方はスクールもオススメ
エンジニアは未経験者でも採用されますが、「少しでも内定率を上げたい」「即戦力になるようにスキルを身につけたい」という方は、プログラミングスクールがオススメ。
そして、数多くあるスクールの中でも私がオススメしたいのが DMMウェブキャンプです。
DMMウェブキャンプは、経済産業省の第四次産業革命スキル習得講座に認定された唯一のプログラミングスクールで、専門性・効果が高く年齢制限もなく幅広い年代にオススメできます。
エンジニア職は人材不足が著しい仕事であり、今後も有効求人倍率が増え続けることが予想されます。
DMMウェブキャンプの校舎は東京と大阪のみですが、通学が可能な方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
こんにちは!東証一部上場企業勤務の「ぶっちゃけ面接官」ユウです。
上記画像は証明のための取引先企業や転職エージェントの一部です。