こんにちは!東証一部IT企業勤務の「ぶっちゃけ面接官」ユウです。
証明として下記に取引している一部の企業&転職エージェントの名刺画像をUPしています。
CTOとはChief Technology Officerの略で、日本語では「最高技術責任者」と言われます。
技術的な最終意思決定をするIT部門最上位役職の年収はいくらなのか?
日本とアメリカのCTO年収について徹底比較。
この記事を最後まで読めば、以下の疑問がハッキリ解決します!
目次
ハッキリ解決
- CTOの年収(日本)
- CTOの年収(アメリカ)
- CTOの求人
- CTOになるには
それでは、どうぞ!
CTOの年収(日本)
IVS CTO Nightより(スタートアップ企業CTO年収サーベイ)
日本のCTO平均年収は1,300万円です。
グラフからわかるように800~1,000万円と1,000万円~2,000万円が23.7%。意外な事に500~800万円が32.9%います。
高収益化された企業の年収は高く、従業員数名ではじまったばかりのスタートアップ企業のCTO年収は安い傾向がみられます。
いえいえ、800万円以下のCTOも業績によってボーナスがでますし、CTOになると何よりぶっ飛んでいるのはストックオプションです。
ストックオプション?
株の事です。上場時に換金でき、CTOだと自社株の20%など付与されます。
一般的に上場すると安くても時価総額20億円にはなるので、20億円の20%の4億円以上を手に入れることができます。
4億円!?
やっぱり合コンは参加します。
上場企業のCTO年収について
日本の上場企業CTOは3,000~6,000万円代など超高給。
ロバート・ウォルターズ給与調査によると、上場企業CTOだけの平均年収は5,000万円とのデータもあります。
スタートアップ企業から上場すると数億円単位の株が手に入り、更に超高年収になるんですね。
私は上場企業に勤めており、会社のCTOと管理職数名で定期的にご飯にいきます。私は月1回程度ですが、CTOは毎週何名も連れて行きます。
毎回支払いが10万円超えるのですが経費でなく実費でおごり。上場企業CTOになると毎週10万円の出費も全然気にならないようです。
CTOの年収(アメリカ)
統計情報集計サービスsalary.com(2019)より
上記グラフに$279,751とあるように、アメリカのCTO平均年収は3100万円。
グラフから分かるようにCTO年収のレンジはボーナス、ヘルスケア(社会保険料)、退職金含めて2500万円~4000万円が多いです。
うわぁー。平均でも3100万円。かなり高いんですね
そうですね。これに加えてストックオプションなど株がもらえることが多いですね。
日本のCTO平均年収1300万円で、アメリカのCTO平均年収が3100万円なので、もう少し頑張って欲しいところですね。
ちなみにアメリカの上場企業のCTOの年収は億近い方が多いです。有名な方だとFacebook社CTOであるMichael Schroepfer。彼の年収は1億4,000万円。毎年宝くじに当たっているようなものですね。この他に株からの収益がなんと23.5億円もあります。
CTOの求人・採用
これは私に来たビズリーチのスカウトです。(私のスペックは上場企業の40代管理職)
現状で上場企業の管理職であれば、ベンチャー・スタートアップ企業のCTO、CTO候補だとほとんどの場合、上記画像のように私の現年収をはるかに超えた1,500万円~3,000万円を提示されることが多いです。
ここ数年では、IT業界では起業する方が増えているのでCTOの採用・募集は非常に多くなっています。
採用される方は、開発経験・マネジメント経験がある方。開発、マネジメントのバランスが良い方が採用されやすい傾向があります。
上場企業の係長以上はベンチャーのCTO、CTO候補として非常に人気があります。
日本でハイクラス転職するなら、ビズリーチ、リクルートダイレクトスカウトのスカウトサービスを使うか、 リクルートエージェント、レバテックキャリアなどの転職エージェント利用がオススメ。
CTO求人の注意点
注意点として、ビズリーチは年収750万円以上、リクルートダイレクトスカウトは600万円以上の方にCTO、CTO候補のスカウトが来ます。スカウト時に現年収を厳しく見ています。
ビズリーチ、リクルートダイレクトスカウトなどのスカウトは先方の社長が書類確認済みなので、受けに行けばイキナリ最終面接で受かる確率も非常に高いです。ハイクラスの方は絶対に使うべきサービス。
まだ年収600円未満だけどCTO求人を狙っている方は、現年収で制限のないリクルートエージェント、レバテックキャリアがオススメ。
これらのエージェントには多数のCTO、CTO候補求人があり、現年収500万円程度の方がスタートアップ企業のCTOとして800万円~1000万円程度で転職しています。
CTOになるには
一昔前CTOはなろうと思ってなるのではなく、出世を重ねてCTOになっていたという方が多かったです。
「ただ、最近は違います。」
優秀なプログラマー、エンジニアで起業意欲が強い人が仲間で会社を起業して自分がCTOになったり、上場企業の管理職がベンチャー、スタートアップ企業のCTOにスカウト・応募することが多数。
特にここ数年では、エンジニア経験が3年以上あれば、転職のタイミングでCTOを目指す方も多くなってきました。
こちらはOCTOPASSといって、2019年に設立された日本で唯一のCTO養成スクールです。CTO養成スクールはアメリカには多いのですが、日本にもやっと出来たって感じです。
著名なCTOやコンサルタントから、CTOになるのに必要なスキル・マネジメント技術を学ぶ日本唯一のCTO養成スクールです。
卒業生にはCTO転職支援サービスがあり、優良企業のCTO求人を優先的に紹介してもらえます。
CTOをやってみたいけど目指すのには少し不安がある方や現在課長、係長、マネジャーで部長、本部長を飛びこえてイキナリCTOを目指す方にはもってこいのサービス。
2019年3月まで無料で受講できます。
受講条件は以下の3つだけ。
OCTOPASS受講条件
- 25~45歳までのITエンジニア
- プログラミングの経験3年以上の方
- リーダー/マネジメント経験がある方
えっ。こんな条件だけでCTO養成スクールに入れるんですか?
はい。CTOになれる素質とエンジニアの素質は別です。
ある程度開発が出来て、技術も好きだけどマネジメントも嫌いじゃないかもという方はCTOを目指すのもオススメ。
エンジニアから管理職になると開発出来ないジレンマに陥りますよね。どうせ管理職になるならトップを目指してもよいと思います。
入社3年目の女性でもCTOになれるのかな?
もちろんなれます。女性や未経験からのCTOになる方も最近は多いです。
桑山さんは4meee!などのWebサイトを開発している企業の有名な美人CTO。エンジニア未経験から起業してCTOになっていますよ。
「会社の技術、開発環境などを決定できるやりがい」「ストックオプションで億万長者」などのとても夢があるポジションなので皆さんも狙ってみると良いと思います。
平均年収1300万円!もっと高いのかと思っていました。年収800万円以下のCTOがいるのも知らなかったです・・
今度ベンチャーCTOと合コン予定だったけどキャンセルしようかな(笑)