意外!IT転職でGitHubを応募書類に載せない方が良い3つの理由

Github履歴書載せない方が良い

こんにちは!ユウです。IT系上場企業でシステム開発部の管理職&中途採用を担当しています。

突然ですがあなたは今、

  • 応募書類にGitHubリポジトリ載せておいた方が、採用されるんじゃないのかな?
  • GitHubでソース公開した方が良いとエージェントに勧められたけど、本当なの?

と悩んでいませんか?

この記事では、私が採用担当として5,000件の書類審査をしてきた中、2018年度で書類にGitHubが記載してあるリアルな割合・合格率などをご紹介していきます。

一通り読んで頂ければ、あなたがGitHubリポジトリを応募書類に記載すべきか判断でき、転職成功に一歩近づきます。現役面接官だから分かる転職テクニックも踏まえて、分かりやすくお伝えしていきます。それでは、どうぞ!

応募書類にGitHubが記載してあるリアルな割合

応募書類にGitHubが記載してあるリアルな割合

私の勤めている会社は人気IT企業ですが、最近GitHubリポジトリを履歴書・職務経歴書などの応募書類に記載してくれる熱心な転職希望者をポツポツ見かけるようになりました。

「Git書いてあれば意識高い系って事でもちろんプラス評価は当然でしょ?」と思われるかもしれません。

意外かもしれないですが、「プラス評価される事が少ないんです。」その理由と対策をこれから説明していきます。

面接官ユウ

ちなみに、IT転職ではどのくらいの方がGitHubリポジトリを応募書類に記載していると思いますか?

テン子

う~ん・・2人に1人くらいですか?

面接官ユウ

意外かもしれないのですが、7、8人に1人くらいの割合で非常に少ないです。

GitHubリポジトリの記載率

2018年の東証一部人気IT企業においては、12%程度の方が記載しているだけで、殆どの方が記載していません。現状、GitHubリポジトリが書いてないのは、デメリットにはなりません。

ベンチャー企業などGitHubの応募書類記載をマストにしている会社以外では、相当技術がある場合を除いて載せない方が無難です。

GITリポジトリ記載済み応募書類の合格割合

私が書類審査した、直近20件のGITリポジトリ記載済み応募書類の合格割合は以下になります。

合否 人数 備考
◎:合格 2 GIT(ソースコード)内容が素晴らしく合格
○:合格 4 GIT及第点で加減無し。他職務経歴で合格
✖:NG 14 GIT(ソースコード)の内容が酷く、不合格

GITにあげたソースコードが理由で、不合格になる方が多い現状です

プラス評価になったケースは20件中2件のみになります。

では、これから「履歴書にGitHubリポジトリを載せない方が良い理由」と、「載せると有利になる場合とその際に気を付ける事」を採用担当目線から分かりやすくご紹介していきます。

GitHubリポジトリを載せない方が良い3つの理由

書類審査内容が増える&厳しくなる

書類審査内容が増える&厳しくなる

IT系中途採用は現場の管理職が行っているので、書いてあるソースコードは読めます。

GitHubリポジトリが書いてあれば、採用担当はもちろんコードの確認をします。

面接官ユウ

ここで気づいて頂きたい重要な点があります。「ソースコードを採用担当に読まれる」という事は、「コードレビューの審査」が1つ増えてしまっているのです。これによって審査が厳しくなります。

GitHub転職裏話

「職務経歴書には色々と良い感じの事書いてあったけど、あのコードじゃなぁ・・外注に指示していただけなのかな?」なんて会話が日常的に採用担当の間でされているので注意が必要です。

最近開発してないように誤解される

最近開発してないように誤解される

今まで多くの履歴書を見てきましたが、記載されたGitHubリポジトリを確認して、気になるのは「最終コミットの古さ」です。

面接官ユウ

最終コミット2,3年前のものが多く見られます。

直近のコミットで今どきの書き方で洗練されているソースコードなら、プラス評価になりますが、わざわざ履歴書に載せてきたのが古いコードだと「やる気ないのかな?最近は管理系ばかりで、特にコーディングしてなくて開発熱を失っているんじゃないかな」と勘ぐられて、マイナス評価に繋がりやすいです。

コーディング力が低いと誤解される

コーディング力が低いと誤解される

これは先述の古いコミット云々にも関連するのですが、古いコミットで新人の頃に作ったような「Hello World」のようなサンプルを上げている方が非常に多いです。

GitHubの評価

Javascript・PHPの簡単なページを見て、プラス評価をすることは出来ません。

逆にマイナス評価になることが多いので、それなりに書けているコード以外は履歴書に載せるとリスクが上がります。

GitHubを載せると有利になる場合とその際に気を付ける事

せると有利になる場合

これまでGitHubを載せないほうが良い3つの理由をお伝えしてきました。それでも載せたい方はそれなりに技術に自信がある方か、ベンチャー志望などでGitHub記載がマストな方だと思います。

そこで、これからGitHubを載せる場合の注意点をお伝えしていきます。

GitHubを載せる場合の注意点

GitHubを載せる場合の注意点
  • コミット歴は最近3か月
  • 1人月以上工数をかけて開発

「載せないほうが良い理由」の反対ですね。コミット履歴は新しく、サンプルコードでなくそれなりに工数をかけてしっかり開発した物を載せるとアピールになります。

更に高評価を狙う場合

更に高評価を狙う場合

スター数によって、大幅にプラス評価される事があります。50個以上あると「おっ」と思います。ある程度スターがある、それなりに使われているライブラリであれば高評価されますので安心下さい。

スターは殆ど無くても、デザインパターンなどから見る人が見れば、分かってもらえるはずと自信がある場合も記載して良いと思います。

注意してほしいのは、個人的に単なる趣味程度のコードを置いているだけであれば、採用担当はしっかりみますので、マイナス評価にしかならないので止めておいたほうが良いです。

内定率を上げる方法

内定率を上げる方法

内定率を上げるためには、まず書類審査の対策が必要です。以下の記事に書類審査の対策はまとめてあるので興味のあるかたはご確認下さい。

えっ…こんな低いの?転職の成功率・内定率・通過率!面接官のリアルな情報

2017.05.02
面接官ユウ

まとめると以下の3点になります。転職では応募書類対策が非常に重要です

今すぐ出来る!内定率を上げる3つの方法
  1. 転職エージェントにそそのかされて、興味もないのに書類を送らない
  2. 企業毎に企業分析をして、履歴書(志望動機)を変える
  3. 転職エージェント選びの再考

応募書類で上手にアピールできていない場合

応募書類で上手にアピールできていない場合
  1. 応募書類の書き方のコツを学ぶ
  2. 応募書類添削サービス使う

5,000件以上の書類審査をしてきた経験からの意見ですが、転職エージェントの職務経歴書、履歴書チェックは当てにしないほうが良いです。

転職エージェントから「GitHubリポジトリはしっかり見られているので、軽い物なら書かないほうが採用率が上がるよ」などの実践的なテクニックのアドバイスは無かったと思います。逆に「とりあえず載せておきましょう」という採用官の書類審査内容を理解していない転職エージェントが多いのが現状です。

書類通過率

実は書類通過率が転職の各ステップで一番通過率が低く20%です。もし転職エージェントが要点をチェックしアドバイスできているのであれば、書類通過率はもっと高いはずです。

応募書類の書き方のコツを学ぶ

履歴書・職務経歴書には書き方のコツがあります。下記に詳細記事がありますので参考にしてみてください。

→ 採用される履歴書の書き方 → 採用される職務経歴書の書き方

応募書類添削サービス使う

手早く書類通過率を上げたい方は、私の方で「応募書類添削サービス」をしていますので、良かったら使ってみて下さい。

基本的には有料サービスですが、転職エージェントを私のサイトから申し込んで頂いた方には、毎月先着5名様まで無料で添削しております。詳しくは以下ページをご確認ください。

応募書類添削サービスについて

添削後の実績としては、97%の方から添削後は書類通過率が2倍以上に上がったと好評頂いております。

【IT転職応募書類添削サービス】 現役面接官のアドバイスで採用率アップ!

2017.05.02
テン子

転職エージェントも応募書類添削サービスやっていますが、どう違うんですか?

面接官ユウ

全く見ている箇所が違います。試験官は、GITの確認だけでなく、資格取得年数など意外な個所まで見ています。

実は、通過率が低すぎると、転職エージェントから面接官に連絡があり「どのような書類・どのような方を送ればよろしいでしょうか?」と確認がくることが多いです。

転職エージェント自身がどこをチェックしたら良いか分かっていないので、彼らの書類添削は気休め程度に考えて起きましょう。

採用を決めているのは面接官なので、現役面接官が書類チェックするのが通過率を上げる唯一の方法です。

転職エージェント選びの再考

転職エージェント選びの再考

転職エージェント選びも非常に大事です。

転職エージェント再考が必要なケース

一番目の「転職エージェントにそそのかされて興味もないのに書類を送らない」に当てはまった方や、現在応募書類の通過率が低い方は転職エージェントの再考をしたほうが良いと思います。

興味もないのに書類応募を勧められた転職エージェントは、使うのを止めましょう。転職者の事を考えずに、内定時に自分に入るロイヤリティ重視の会社なので、それ以上一緒に転職活動するのは危険です。

以下に私が過去やり取りしたことがある「信頼できる転職エージェントリスト」をあげておきます。参考にしてみて下さい。

業界 転職エージェント 公式サイト
IT レバテックキャリア
IT レバテックエキスパート
IT ギークリー
総合大手 パソナキャリア
総合大手 ワークポート
テン子

大手のリクルートエージェントなどがないのは何故ですか?

面接官ユウ

リクルートエージェントは1人のキャリアアドバイザーが多数の求職者を見るので、手厚いフォローを受けれない事が多く、そこまでお勧めはできません。

総合大手で丁寧な対応なのは「パソナキャリア」、「ワークポート」、それ以外に業界が決まっていれば、背景知識からマッチングをしっかりしてくれる業界専門の転職エージェントを使うのが、成功率を上げる秘訣です。

GitHubリポジトリを載せないほうが良い理由まとめ

いかがでしたか?「ヤバイ!!新人の時に作った簡単なサンプルのGitHubリポジトリを載せていたよ・・」というあなたは、GitHubリポジトリの記載を削除しておいたほうが良いですね。採用率が格段に上がります。

「直近でコミットしているし、スターも結構付いているよ」という方は、プラス評価になります。有名なライブラリなどをGitHubで公開している方ですと、職務経歴上で転職回数が多すぎる等のマイナス印象があったとしても、「まず書類を通して面接で会ってみよう」と思われるほどプラス評価されます。

まとめとして、採用担当は意外と隅々まで書類確認している事を理解頂けたかと思います。「ないよりはマシ」くらいの物は、載せない方が転職成功・採用に一歩近づけます。参考にしてみて下さい。