書類審査と一次面接を突破したら、いよいよ役員面接です。(役員面接は二次面接、最終面接と呼ばれたりもします)ここまでくれば内定まであと少しですね。
役員面接は「会社の偉い方と面接をするのでとても緊張する・・・」とおっしゃる方が多いです。そのお気持ちはとてもよくわかります。
しかし、役員面接対策はそう難しくありません。実は「試験」は書類審査と一次面接までで、役員面接はいわば「承認作業」のようなものだからです。
圧倒的にマイナスな印象を残さない限りは高い確率で採用されます。注意すべき点は非常に限られるのです。
では一緒に、「役員面接の合格率(通過率)と対策」を確認していきましょう。
役員面接の合格率(通過率)は?
結論からいうと、役員面接の合格率(通過率)は「90%」です。
「役員面接」は文字通り役員が面接をするのですが、ここで役員が確認するのは、採用担当者が役員面接まで通したことに「問題はなかったか」ということ。
審査というよりは「承認作業」に近い形なので合格率は非常に高く、役員面接の通過率は90%を超えるのです。
ちなみに「書類審査」や「一次面接」の合格率(通過率)はそれぞれ「20%」ほど。役員面接に合格するよりも、よっぽど難しいんですね。
選考 | 合格率 |
---|---|
書類審査 | 20% |
1次面接 | 20% |
2次面接(役員面接) | 90% |
つまり、役員面接までたどり着いたあなたの内定率は非常に高いということ。
最終選考を受けるにあたって自信を持って挑んでいただきたいです。
転職者必見!役員面接の合格率(通過率)を高める3つの対策とは?
繰り返しますが、役員がしているのは「承認作業」で、企業にとって不利益になるような人材を見抜くことしかしていません。なぜなら、企業にとってプラスになる人材かどうかは「一次面接」で確認済みだから。
つまり「社会人として問題ない」という所を見せるだけで、最終面接を通過して、内定を獲得することができるのです。
役員面接を突破するための3つの対策
- 質問に対する受け答えはシンプルに
- 前向きな話をする
- 笑顔で元気よく
「本当にこれだけで?新卒採用みたい…」と疑いたくかもしれません。ただ、本当にこの3つのテクニックだけで内定を獲得することができるんですよ。
①質問に対する受け答えはシンプルに
最終面接を行う「役員」はとても忙しく、立場上ふだん会話をするのは部長以上の人たちです。部長以上の人の多くは会話する能力が高く、シンプルに役員へ報告をしています。
なので、長々と自己アピールしてしまうと、役員はイライラして不採用になる可能性が。
そして、「役員は現場の仕事を知らない」という場合があります。
一次面接のように専門用語を並べて役員へアピールしても評価されず、逆に「相手に合わせて言葉も変えられないのか」とマイナス評価になってしまう可能性があるので注意しましょう。
「単純に聞かれた事に答える」、「受け答えをシンプルに短めにする」ことが、役員面接を成功させるための一番大事な転職テクニックです。
②前向きな話をする
役員レベルは夢を語る人が多いので、その時にはぜひ共感をしてください。
ポジティブな話ばかりが欲しいわけではないのですが、自分の夢を聞かれたら、前向きな話ができるとより印象を残すことができます。
また、鉄板質問の「なぜ転職したいの?」という質問に、「今の会社がブラック企業で・・・」「残業が多くて・・・」と現状を嘆くだけの話をされてしまうと、役員にいい印象は残せないので注意しましょう。
「自分のスキルとマッチししていて、御社でやりたい事があるのです」といった、前向きで熱意のある理由が役員には好まれるのです。
③笑顔で元気よく
役員面接は「承認作業」なので、「印象」も大切。
面接で部屋に入って挨拶した瞬間に合否を決めている役員もいるくらいです。
役員は今までたくさんの部下を見てきているので、人を見る力があり、それに自信を持っています。
「笑顔で元気よく挨拶・受け答え」という社会人として当たり前なことができているかを見ているので、ここでいい印象を与えることができれば、役員面接は難なく突破することができますよ。
転職活動は転職エージェントの利用がオススメ
では最後に、転職活動を成功させるためのアドバイスを紹介します。
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こんにちは!上場企業で面接官をしているユウです。
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