こんな悩みがありませんか?
- 転職エージェントとハローワークどちらがオススメか知りたい
- 転職成功率が高い方を利用したい
転職エージェントもハローワークも、それぞれメリット・デメリットがあります。うまく利用することで転職に成功するか失敗するかが分かれるので、それぞれの長所と短所を理解したうえで転職活動をするのがオススメです。
そこで、この記事では、現役採用官である私が「どちらが転職成功率が高いか」をご紹介します。それではどうぞ!
転職エージェントのメリットとデメリットは?
転職エージェントとは無料で転職活動全般をサポートしてくれるサービスのことです。
10年ほど前までは「大手総合転職エージェント」を利用するのが主流でしたが、最近では「エンジニア・看護師・保育士」など、特定の職種に特化した「専門エージェント」が増えています。
転職エージェントのメリットは?
転職エージェントのメリット
- 登録料・利用料が無料
- ネットで非公開の「優良企業」「大手企業」の求人あり
- 企業ごとに「書類添削」「面接対策」をしてくれる
- 「面接日・入社日」の調整
- 「年収交渉・労働条件」の交渉
- 「大手総合エージェント」は幅広い職種に対応
- 業界に詳しいキャリアカウンセラーが在籍
- 定期的に会社訪問をしているため、会社の内部事情を把握している
- 転職支援者の相談を受けているため、職場のリアルな情報を握っている
転職エージェントは、面談か電話でキャリアカウンセリングをして、求職者の希望条件を確認します。
希望に合った求人を紹介してくれるため、採用率や転職成功率が高いのが特徴です。
また、会社訪問や転職支援者の相談も行っているので、「求人票」という紙きれの情報だけではなく、内部のリアルな情報を把握しています。
応募する前に「職場の雰囲気」や「どんな人が面接を担当しているか」を聞く事ができるので、転職成功率を高めるために、うまく利用していきましょう。
転職エージェントのデメリット
転職エージェントのデメリット
- 1人で転職活動をしたい人には向いていない
- 関東周辺や都市部に集中していて地方に拠点がないエージェントがある
- エージェントによっては、スキルが乏しいと「紹介できる求人がない」と言われることもある
- 面談や電話でキャリアカウンセリングを受ける必要がある
転職エージェントのデメリットは、書類を応募するのも、面接の日程の調節も、転職エージェントの担当の人を介す必要があるので「サポートを受けずに1人で転職活動をすすめたい」という人にはあまり向いていません。
また、関東周辺や地方都市にキャリア相談会場を設けている転職エージェントが多いので、家の近くに相談会場がないという場合もあります。ただし、地方に特化した転職エージェントや、電話で「キャリアカウンセリング」や「求人紹介」を受けることが可能ですよ。
ハローワークのメリットとデメリットは?
ハローワークは、各自治体に設置されていて行きやすいので、利用したことがある方も多いのではないでしょうか。
最近では若い人向け求人を扱う「わかものハローワーク」や、子持ちのママ向けの求人を扱う「マザーズハローワーク」などもあります。
ハローワークのメリット
ハローワークのメリット
- 地元に根付いた求人が多い
- ほとんどの自治体に設置されているので行きやすい
- 幅広い業種・職種の求人を取り扱っている
- 未経験可の求人も多い
- 相談窓口を設けている
- 応募状況を教えてくれる(ハローワークから何人応募しているか・何人落ちているか)
- 自分で求人を検索できる
ハローワークのメリットは、家の近くにあるので行きやすいところと、幅広い業種・求人を取り扱っていることです。
未経験OKやスキルが浅くても応募できる求人が多く、設置されているパソコンを利用して自分で自由に求人を検索できるのもメリットです。
わからないことや確認したいことがあれば、相談員が電話で企業に確認してくれます。
ハローワークのデメリット
ハローワークのデメリット
- ブラック求人が多い
- 条件がいい求人が少ない
- 時間帯によって相談窓口が混んでいる
正直な話、ハローワークに優良企業の求人は少ないと言えます。
企業からするとハローワークは無料で求人を掲載することができるため、「人材にお金をかけたくない」「辞められたら、またすぐに募集すればいい」といった、人材にコストをかけたくない企業が多いためです。
「ハローワークはブラック求人が多い」という理由は?
まずは下記のグラフをご覧ください。
これは、厚生労働省による「ハローワークの求人票に対する追跡調査」の結果を表したグラフです。
引用:厚生労働省
ハローワークの求人について | 割合(%) |
---|---|
労働条件が求人票の内容と異なっていた | 41 |
企業側の説明不足 | 18 |
なんと、41%の人が「労働条件が求人票の内容に反していた」、18%の人が「企業側の説明不足」と感じており、なんと6割以上の求職者が「求人票で見た労働条件と違う」と不満に思っているようです。
ハローワークは各自治体に設置されており、行きやすいのがメリットですが、転職成功させるためにはハローワークを利用することはオススメできません。
さらに、応募する際には窓口に並ぶ必要があるのですが、混んでいて数時間待ったという人もいます。
【転職エージェントVSハローワーク】転職成功させるならどっち?
転職成功する確率が高いのは「転職エージェント」
現役採用官がオススメするのは圧倒的に「転職エージェント」です。
先ほどもお伝えしましたが、転職エージェントは「会社の内部事情」「職場の雰囲気」「どんな人が面接を担当しているか」などを把握しているため、企業と求職者のマッチング率や、採用率がハローワークよりも高いのが特徴。
そして、下記の図をご覧ください。これは「転職者の満足度」を表したグラフです。
引用:転職ならジョブチェン
転職エージェントを利用して転職した人は、「非常に良かったと思う」と回答した人の割合が多いのがわかりますよね。
ハローワークを介して転職した人の2倍以上の人が、エージェントを利用した転職に満足しているのがわかります。
さらに、「転職直後の年収(首都圏)」を表しているグラフ下の図をご覧ください。
引用:転職ならジョブチェン
転職エージェント利用者の85%以上が「年収600万円以上」の転職に成功しています。一方、ハローワークは「年収200万未満~600万円」の人の割合が圧倒的に多いのです。
つまり、転職満足度や年収を考慮すると、圧倒的に「転職エージェント」を利用した方が、『転職成功率』が高いのです。
業界NO.1!リクルートエージェント
転職エージェントは、日本トップクラスの求人数を誇るリクルートエージェントの利用がオススメです。地方の求人も多数保有しており、全国各地に拠点があるため幅広い地域の転職支援に強いのが魅力。
幅広い業種の求人を取り扱っているため、あなたの希望に合う求人が見つかること間違いなしです。
首都圏トップクラス!Type転職エージェント
Type転職エージェントは、完全無料で転職のサポートをしてくれます。企業ごとの「書類対策」「面接対策」をしてくれるだけではなく、「面接日や入社日」の調整をしてくれるので、忙しいあなたにピッタリ。
また転職をした人の「71%」が年収が上がったという実績があり、女性向けの求人も多いので、男女問わずオススメできる転職エージェントです。
既卒・フリーター専門エージェント「就職shop」
社会人歴がない方や、スキルに自信がないという方は、リクルートが運営する就職Shopの利用がオススメ。
就職Shopは、20代限定の「フリーター」や「ブランクがある人」専門のエージェントなので、スキルに自信がない人でも安心して利用することができます。
「企業選び」や「企業との連絡」など、手間のかかる面倒な部分に関してすべて代行してくれるので、効率的に就職活動をすることが可能。
スキルや学歴に自信がなくても、最短で成功を掴むことができるので、相談してみることをオススメします。
こんにちは!東証一部上場企業で面接官&エンジニアをしているユウです。