このサイト「転職先生」では「信頼性のない転職サイトからコピーしてまとめる」などは一切ありません。
大手IT企業の現役採用担当である私が、5,000人の応募書類を確認・面接し、2018年度採用率の実績をもとにエージェントをランキングにしています。
以下に、どの転職エージェント経由で当社に内定したかや、採用率・営業力など企業サイドでしか分からない情報をまとめております。あなたの転職成功への近道となる、信頼できるエージェント探しに参考にしてみて下さい。
採用率ランキング2018年度
採用率ランキングのレビュー項目について
まず各々のレビュー項目について説明をさせて下さい。
以下レビュー項目は素人の方がクチコミをざっくりまとめている他サイトでは絶対にわかりません! 企業の採用担当だからこそ書ける裏情報によるレビュー項目です。
- 採用率:最も大事なデータですが他サイトでは出せません。どのエージェント経由が採用率が高いかを出せるのは企業側の人間だけです。
- 営業力:企業へどれくらいの頻度で非公開求人を確認しに来ているか、こういう人材がいるから会ってみないかと売り込みをかけているかの営業力
- 推薦文:企業に届く応募書類の推薦文の質(酷いエージェントは推薦文に誤字・脱字があります…)
- 求人数:通常の求人 + 非公開求人数
- マッチング力:転職希望者の適性を捉えつつ、企業が欲しがっている人材をしっかりとマッチさせているか
- サポート体制:一人のエージェントが多数を抱えすぎてないか、転職希望者のフォローがしっかりできているか
1位:レバテックキャリア
レバテックのレビュー
- 採用率:5:レバテックがここ数年では一番採用率が高いです。営業力・マッチング力が高い結果ですね。
- 営業力:5:適した人材を紹介するのが上手です=採用されやすいです!
- 推薦文:4:丁寧な推薦文で問題ありません。
- 求人数:4:非常に多くのIT・システム系求人を抱えています。特に首都圏は強いです。
- マッチング力:5:IT出身のエージェントが多いので適性を捉えつつ、企業が欲しがっている人材とマッチさせています。
- サポート体制:5:専属でしっかりした担当が付いています。エージェント人数も多いです。
- 希望している企業とのマッチングが非常に上手です
- エージェントのフォローにより採用率が他エージェントより高いです
- 年収アップの為するような推薦文を作ってくれます
- エンジニア専門のエージェントなので、担当もIT出身でやりとりもスムーズです
- 非公開求人を多数持っていて営業力が強いです
- ホワイト企業を率先して紹介してくれます
2018年度採用率が断トツで高いです!全てのエンジニアの方におすすめできるエージェントです。未登録の方はまず登録しておくべきです。
「レバテック」はスキルセットが合っている会社への紹介が得意です。更に年収アップできるようにキャリアプランを転職希望者と真剣に考えています。
ここ数年で有名になったエージェントですが、本人の適正・希望のヒアリングも上手です。エンジニア・クリエイター専門のエージェントである為、希望者に細やかなヒアリングができている印象です。
会社への営業もしっかりしています。「御社の希望しているスキルセットに合う人がいるので是非会ってくれないか?」「御社の次案件に最適な技術を持った方がいるので是非会ってくれませんか?」などの適切な売り込みを企業にしっかりかけています。
彼らが転職希望者のキャリアプラン・スキルセットを理解してマッチした場合のみ推してくるので、うちもレバテックさんが推してくる人であれば、まず会ってみようと思います。
開発経験が少しでもある場合はまず最初に登録しておくと転職成功に近づくエージェントです。
レバテックのデメリット
レバテックは関東近辺には非常に強いエンジニア専門の転職エージェントですが、関西・地方などではまだ営業力が弱いようです。この一点に付きます。
ただし、関東付近では抜群の採用率を誇りますので、登録しておかないと損してしまうレベルです。
2位:ギークリー
ギークリーのレビュー・特徴
- 採用率:5:他社と比べて採用率は非常に高いです。マッチング力が高い結果ですね。
- 営業力:5:ここ数年で急成長しただけあって積極的に企業にアピールしてきています=採用されやすいです!
- 推薦文:4:とても丁寧な推薦文で問題ありません。
- 求人数:3.5:多くのIT・システム系求人があります。首都圏だけ判断するなら「5」ですが、地方は少ないです。
- マッチング力:5:丁寧にカウンセリングを行い本人が本当に希望している職種・やりたい事と企業が欲しがっている人材とマッチさせています。
- サポート体制:5:専属でしっかりした担当が付いています。エージェント人数も多いです。
- 希望している企業とのマッチングが非常に上手です
- エージェントのフォローにより採用率が他エージェントより高いです
- IT・WEB・ソーシャルゲーム業界の専門で、この分野での求人数は他を圧倒します
- エンジニア専門のエージェントなので、担当もIT出身でやりとりもスムーズです
- エグゼクティブ求人にも強み
- ホワイト企業を率先して紹介してくれます
レバテックと同程度の高い採用率です。2018年度は特に書類審査の突破率が高いです。こちらもIT転職を志すエンジニアは登録すべきエージェントです。
公式ホームページを見て、レバテックかギークリー好みに合いそうな方を登録しておくか、両方登録しておくので問題ないです。
IT業界に特化しているので、マッチングミスが無く、志願者の強みを把握して適した会社に推薦してくれています。転職エージェントと言えば、数年前はリクルートエージェント経由ばかりだったのですが、ここ2,3年ではレバテックとギークリーの2強となっています。やはり転職希望者に手厚いサポートとIT業界に非常に強い点が評価されています。
ギークリーも会社への営業がしっかりしています。ギークリーさんが推してくる人は間違いないので、まずは面接で判断してみようという流れになります。
彼らが太鼓判を押してくれた企業であればマッチングしているし、勝率も高めと思って大丈夫です。
若い方はもちろん、40代の方でもギークリーさんはマッチする企業・職種を適切に紹介している印象です。エンジニアはまず最初に登録しておくと良いエージェントです。
ギークリーのデメリット
これはここだけの話にしておいてほしいのですが、採用担当からするとギークリーさんは年収提示が強気です。
ギークリー経由のほとんどの方が、かなりの年収アップ希望で応募書類を提出されています。ただ、大幅なアップは採用する側としてもリスクと捉えますし、採用されにくい原因となっています。
ギークリーは良いエージェントですが、年収アップを提示されても、彼らの言うとおりに大幅な年収アップで書類提出はしないほうが採用率は格段に上がります。
妥当な希望年収についての記事も書いておりますので、ぜひご参考下さい。
3位:ビズリーチ(BizReach)
部長・課長採用などはビズリーチ経由の方が多いです。エンジニア応募と比べて採用枠が少ないので採用率はレバテック、ギークリーに比べてそこまで高くないですが、管理職採用では断トツの採用率となります。
現年収750万円以上でエグゼクティブ転職を考えている方が、絶対に抑えておさえておくべきです。
CMでご存じの方も多いと思いますが、こちらはエグゼクティブ専用の転職サイトになります。
エグゼクティブ転職の方は「転職エージェントに登録 → 面談」というよりは、「転職サイトに登録 → 企業から直接スカウト」という流れが一般的になります。
そしてこちらのビズリーチは後者の履歴書などを登録後、企業から直接スカウト・ヘッドハンティングされる流れとなります。もちろんスカウトを待つだけではなく、サイトに登録すればビズリーチが限定して持っている求人を検索・応募することも出来ます。
ビズリーチは職種も多岐に渡っており、御自身の経歴を見てヘッドハンターからスカウトメールが来ます。IT系のエンジニアで現状部・課長レベルですと、ベンチャー系のCTO、大手の部長・本部長、ITコンサルタントなどの非公開求人・スカウトが非常に多く、1,000万円を超える求人が多いのが特徴です。
基本的にはヘッドハンターが職務経歴書を見てスカウトしてくるので、合格率が通常の転職よりも数倍以上高いのもビズリーチの特徴です。
ビズリーチは当社も部長級の採用に使っています。部長以上を採用するのにはビズリーチを使うというのが、採用担当に認知されているので、現年収750万以上の人はまず登録しておくと良いサイトです。
マネジメント層で現年収が高い方が、1000万円超えの外資・ベンチャーCTOを狙う時に使うサービスになります。ビズリーチ公式サイトに行くと登録するまで10個程度の質問があって、合計で20分位かかります・・・が、それでも登録するだけ価値のあるサービスです!
現年収750万円未満の方は登録してもスカウトがほとんど来ないので、登録作業分の時間がもったいないです。昇進をして年収が上がった際に使用すると良いです。
公式サイトへ4位:ProEngineer
- 未経験でもIT業界に転職できます
- スクールでスキルアップしつつ転職活動も出来ます
- エンジニア専門のエージェントで、非公開求人を多数持っています
- ホワイト企業を率先して紹介してくれます
採用率はそこまで高くないですが、未経験・スキル不足の若手を成長させて企業に紹介してくれるので最近徐々に採用数が増えてきているエージェントです。
エンジニアには興味があるけど、現在異業種で未経験の方や第二新卒の方、大手を受けるには自分にはまだ実力・自信が足り無いなぁって思っている方が使うのに最適です。
彼らの特徴は単なる転職エージェントではなくて、足りないと思っている経験などを実務で補い、そのまま転職サポートもしてくれる今までにない画期的なサービスを提供しているところになります!ぶっちゃけて言うと国がやっている「職業訓練校+ハローワーク」をより良くした感じですね。
少し話ずれますが、絶対にハローワークで職業を斡旋してもらっては行けません。基本的にブラック企業しかないです!国からの助成金狙いのブラック企業ばかりです。断言できます。
話を戻しまして、私の勤務先は経験者のみ採用になっているのですが、関連会社は未経験からも採用していまして最近こちらの方からの人材で受かる方が多いです。手厚いフォローでエンジニアとしてある程度のスキルになってから紹介してくれるので、採用する側としても入社してからの教育コストが少ないので、書類・面接を通しやすいんですよね。
ProEngineer経由で営業・美容師・料理人など全く畑違いの方でも通した経験がありますので、エンジニアに興味があって、新しいことにチャレンジしたいと思われる方におすすすめなエージェントです。
ランク外:リクルートエージェント
現役の採用担当として正直そこまでおすすめできません。担当エージェントの当たり外れが大きく、エリートで無い方への対応が冷たいからです。
「餅は餅屋」で、IT転職される場合はこのような大手総合転職エージェントではなく、IT転職専門のエージェントを使ったほうが良いです。
リクルートエージェントのエージェントは完全歩合制なので本人の適性・希望をあまり考慮せずに強引に紹介してくる事もあるので注意は必要です。また未経験からの転職を考えている方、年収アップを検討してる方の転職活動には時間が掛かるので若干冷たい印象があります。
担当エージェントも元エンジニアの場合もありますが、大手で沢山いるため元営業などの場合もあり当たり外れが激しいとは思います。ですので、リクルートエージェントはメインで使うのはおすすめ出来ないのですが、非公開求人を確認するためにサブ的に使うのであればアリかとは思います。
大手エージェントについては以下に特集記事のリンクがありますので、良かったら御覧ください。
採用率ランキング2018年度について
いかがでしたか? 今回は採用率ランキング2018年度についてご紹介しました。これで転職エージェント選びも迷わず簡単に解決できますね。
ぜひ参考にしてみて下さいね。