基本情報処理技術者があればIT転職に有利?意外な面接官のチェック箇所!

基本情報処理技術者があればIT転職に有利?意外な面接官のチェック箇所!

こんにちは!ユウです。大手上場企業でシステム開発部門の部長&中途採用を担当しています。

あなたは資格・基本情報処理技術者について、

テン子
  • 「転職したいけど何も無いから、基本情報処理技術者くらいは取得してから受けたほうが良いのかな?」
  • 「数年前にとった基本情報処理技術者しか資格ないけど大丈夫かな?」

と悩んでいませんか?

この記事では、IT転職前に基本情報を取得した方が良いのか、持っているとどの程度有利になるのかを上場企業の現役面接官の立場からウラ技・ポイントを紹介していきます。それでは、どうぞ!

転職希望者のリアルな基本情報処理技術者の取得割合

下の日経コンピュータの基本情報取得割合の図をご覧下さい。IT系に関わる人間の43.5%が取得しているとの調査結果があります。

引用:日経コンピュータ

しかし、ご安心下さい。私は大手の人気のある上場企業で面接官をしており、今まで数千件は応募書類に目を通していますが、リアルな転職市場では約30%くらいの方しか取得をしていません。

それでも「30%の人が取得しているの?」「今から勉強して取得した方が良いかな?」と思われたかもしれません。

ただ、採用には基本情報取得が有利に働くケースと、全く気にされていないケースがありますので、まずそれらについてご説明します。

IT転職に有利なの?面接官の心象は?

IT転職に有利なの?面接官の心象は?

基本情報が転職に有利になるかどうかは、ズバリ「転職者の年齢によります!」

若手で文系大学出身・未経験からの転職の方は、基礎知識があるとアピールするためにも取得していると、転職に若干有利に働きます。

以下に表をまとめてみました。

効果タイプ
有り文系大学出身若手
有り未経験若手
少ない情報系出身
少ないベテラン

基本情報の効果がある場合

27,8歳くらいまので方で文系出身の方や、経験からの転職の場合に基本情報を取得していると、書類審査時に「基礎はあるんだな」と判断されて若干有利に働きます。文系大卒・未経験であるマイナスを補ってくれている印象です。

基本情報の効果があまり無い場合

情報系の学部や専門学校出身者の場合は、基礎的な力はあるとみていますので基本情報の有無によって有利・不利などはありません。35歳以上のベテランの方も同様です。

資格以外の職務経歴を第一に確認しています。

採用官が資格取得で実際に見ている箇所とは?

採用官が資格取得で実際に見ている箇所とは?

これは意外に思われるかもしれませんが、ズバリ「資格の取得年数です」

転職希望者、キャリアアドバイザーなど殆どの方は気づいていない方が多いのですが、実際には取得年数の方を書類審査時には重視しています。

ぶっちゃけ面接官
  • 資格取得年数がコンスタント:定期的に自己研鑽している → 【高評価】
  • 資格取得年数が5年以上前:最近は学習意欲が減ってるのかな → 【低評価・無評価】

このように、資格取得年数が直近の数年でコンスタントにとられていると、良いアピールになります。

逆に、10年程前の新卒入社時に取得した基本情報と普通免許しか資格がないとなると、資格欄ではアピールすることは出来ません。

資格欄でアピールできない、書類合格率が低い場合はどうすれば

  • 「マズイ、だいぶ前の新卒入社時の基本情報だけ書いていた・・・」
  • 「資格を全く持ってないけど、どうしたら書類合格率上がるの?」

「大丈夫です。ご安心下さい。」当サイトでは応募書類校正サービスを行っております。

使える資格が全く無い時にどうしたら良いかなど、ウラ技過ぎてサイトでは詳しくは書けないアドバイスもしております。

応募書類校正サービスの概要は以下になります。

  • 上場企業現役面接官による添削・校正
  • 面接官の目に止まり合格率が上がる書類の書き方
  • エージェントの素人チェックと違う現役面接官のプロチェック

人気上場企業で数千件の書類審査をしてきた、私本人がどのような書類なら面接官の目に止まり、採用率があがるかを優しく丁寧にお伝えしています。

アピール出来る資格がない、取得年数が数年以上前の方への対策なども丁寧に行います。

転職エージェントの添削サービスとは全く異なります。ここだけの話、彼らは書類対策・面接対策に関しては素人です。面接官がどこを重視しているか分かってないので、面接官はキャリアアドバイザーに書類選考時のポイントを聞かれたりします。

転職採用試験は受験と違って何度も受けられないので、本命企業を受ける前や書類通過率が低い場合はご気軽に御利用下さい。完全無料です。

資格取得してから転職のほうが良い?

「若手・未経験ならアピールになるなら取得してから転職しようかな・・」と思われたかもしれません。

しかし、資格の勉強には時間がとてもかかります。基本情報も年2回しか受験タイミングがありません。そこで合格すれば良いのですが、落ちてしまうと転職のチャンスをどんどん逃すハメになります。

転職では資格取得よりも職務経験を重視しますので、まずは転職活動をする方が良い結果には繋がります。

私が採用した方でも基本情報処理技術者を持っていなかった方はかなりいますし、資格よりも年齢が1歳上がるほうがデメリットが大きいと思った方が良いです。

資格勉強されるのであれば、大変ですが転職活動と並行するのが良いです。

基本情報処理技術者があればIT転職に有利?のまとめ

いかがでしたか? 今回は「基本情報処理技術者があればIT転職に有利?」についてご紹介しました。

基本情報がIT転職に有利なケース、関係ないケースは分かって頂けたと思います。また、面接官が転職取得時の年数を見ているのは意外だったのではないでしょうか?

これでまた一歩、転職成功に近づきましたね。ぜひ参考にしてみてください。