こんな悩みありませんか?
- そもそもベンチャー企業って何?
- ベンチャー企業に興味があるんだけど、自分に合うのかわからなくて不安
あなたは「ベンチャー企業」には、いくつか種類があるのをご存知でしょうか。
今回は、「あなたにどんなタイプのベンチャー企業が合うのか」「ベンチャー企業のメリット・デメリット」をご紹介します。
IT転職といえばベンチャー?
IT転職といえば、まず「ベンチャー企業」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
たしかにそうかもしれませんが、実はベンチャーの中でも「ドベンチャー・成長企業・大手企業」の3つの分類にわかれています。
ベンチャー企業の3つの分類
- わずか数名でやっていて、世間に知られていないドベンチャー企業
- クックパッド、メルカリに代表されるような数年前までは元ドベンチャー企業で、伸び盛りの成長企業
- Yahooや楽天等の元ベンチャーで今は大手上場企業
そして各々マッチするタイプが違うので、ベンチャーと一括りにしてしまうのは危険です! 各々に合う適正を見極めて転職活動しないと転職に失敗してしまいます。
ベンチャー企業=上場前の会社?
種類 | 上場 | 企業例 |
---|---|---|
ドベンチャー | 上場前 | 今は名も無き企業 |
成長企業(ベンチャー) | 上場準備中 | メルカリ等 |
大手企業(元ベンチャー) | 東証一部等 | 楽天、Yahoo等 |
あなたが今まで想像していたベンチャー企業は、上場前のドベンチャーと上場準備中の成長企業ではないでしょうか?
転職エージェントに「ベンチャーに行きたい」と相談しても、双方のイメージがズレる可能性があるので、以下の指針「上場」について話してからすすめると、誤解が生じません。
転職エージェントへの伝え方例
- 「上場していない、人数の少ない会社で大活躍をしてみたい」
- 「上場準備中で規模が数十人で上り調子の会社に転職してみたい」など
転職エージェントを利用して転職活動をする際には、上記のように伝えるといいでしょう。
この転職があなたの人生をプラスにさせるためにも、3種類のベンチャーに合うタイプ、転職成功に適したエージェントを確認して行きましょう。
①「ドベンチャー企業」に向いているタイプは?
ドベンチャーに向いている人
- チャレンジ精神がある
- 一人で色々と経験したい
- 仕事が面白ければ残業は平気
- 実力主義が好き
- 将来的に起業を考えている
- 未経験でもOK/未経験の分野もやってみたい
- 年齢が若い
ドベンチャー企業に合うのは「チャレンジ精神がある人!」これに限ります。
意外と大事なのが年齢です。社長も30代前半だったりすることも多いので、これから伸びていく企業なだけに、若ければ若いほど重宝されます。
若ければ多少スキルに劣っていたり、未経験でもチャレンジ精神があれば、採用される可能性は非常に高いです。
大手企業で部長などをしていて、ベンチャー企業でCTOとして転職するのはよくあるケースですので、役員として転職する場合は年齢の心配はありません。
ドベンチャー企業のメリット
ドベンチャー企業のメリット
- 役員出世・一攫千金のチャンス
- 昇進・昇給が早い
- 自分の起業時に参考になる
- 自分でも気づかなかった分野への興味
- 幅広いスキル
多くの仕事を任されるので、幅広いスキルが身につきます。
なので、「開発もしたいし企画もやりたい。マーケティングもやってみたいし、全部一人でやりたい。」もしくは「自分が何が一番やりたいか見つけたい」という方にはピッタリです。
手を上げれば何でもやらせてくれます。
将来起業考えている方は、起業方法がわかるので参考になります。
能力さえあれば出世・昇給がとても早いです。上場前のメンバーが上場後はそのまま役員になるケースが多いので、上場できれば若くして億万長者になれます。
ドベンチャーのデメリット
残業が多いことがあります。
社長のワンマン企業だと「昼食は社長と絶対食べる」など変なルールがあることも。
他にも、給与が不安定なことが挙げられます。
②「成長企業」に向いているタイプは?
成長企業に向いている人
- 開発に専念したいがある程度のサポートは欲しい
- 残業はあまりしたくない
- 実力主義でも平気
- 部課長レベルへの出世チャンス
- 将来的に起業を考えている
- 技術を学びたい
成長企業に合うのは「やりたい事が決まっている方」です。
成長企業は即戦力を求めますので、それなりに競争もありますが出世もしやすいですよ。
また全体的に中途採用が多く、そのため役職が違ってもお互いを「~さん」で呼ぶなどカジュアルな雰囲気の企業が多いです。
成長企業のメリット
成長企業のメリット
- 役員出世・一攫千金のチャンス
- 昇進・昇給が早い
- 自分の起業時に参考になる
- 企業と一緒になって成長していける
- 空いているポジションがあれば積極的に名乗りをあげられる
成長企業もドベンチャーと同じく多くの仕事を任されるので、幅広いスキルが身につきます。
ドベンチャー企業だと、なにせ人数が足りないのでエンジニアで入っても営業に行ったり、企画もしたり色々と経験を積むことも可能。
成長企業だとエンジニアで採用されても、エンジニア以外の仕事を任せられることもあります。
大手企業まで細分化されてないので、ソフトウェア開発のエンジニアで入っても、インフラ周りやサーバー設定なども希望があればやれる。何でもやれとは言われないが、手を上げれば自分に近い範囲は何でも出来る環境となっています。
20代の方で、「積極的に色々とやってみたい意思がある方」はこちらの成長企業に絞って転職活動をされるといいでしょう。
大手のように年功序列もなく、尊敬できる先輩もいてスキルも身につき、出世も早くて仕事が楽しく転職成功への一番の近道かと思います。
成長企業も能力さえあれば出世・昇給がとても早いです。ドベンチャーの頃からのメンバーが役員になるケースが多いですが、後から入っても上場前であれば部長級のポジションになるのは比較的容易いです。
成長企業のデメリット
企業によってですが、残業が多いことがあります。
毎週のように新人が入ってくることがあり、社内ルールも変わっていくので変化に強い方でないと環境に適応しづらいです。
③「大手企業」に向いているタイプは?
ドベンチャーに向いている人
- 限定された仕事が好き
- 年功序列がいい
- 出世は気にしていない
- できれば残業はあまりしたくない
- ルーチンワークが苦にならない
- 体育会系の雰囲気苦にならない
- 親・世間体が気になる
- 安定した収入
大手企業には中高年以上で安定した生活を送りたい方が入社するのがいいと思います。
元ベンチャーで現大手企業のYahooなど財源を持つ企業などは、残業などもなく安定した生活をおくれるので、ハードワークを好まれない方にはオススメ。
転職活動は転職エージェントの利用がオススメ
では最後に、転職活動を成功させるためのアドバイスを紹介します。
あなたは「転職活動ができるか不安」「仕事が決まるか心配」と悩んでいるので、そこをうまく解決させなければなりません。
それをうまくサポートしてくれるのが「転職エージェント」です。
転職エージェントを利用するメリット
- 求人紹介
- 書類対策・面接対策
- 残業時間・労働条件の確認
- 面接日の調整・年収交渉など
転職エージェントは、定期的に企業を訪問しているため、職場環境も仕事内容も把握しています。
自分で調べてもわからないリアルな情報をたくさん握っているので、「転職成功率」や「採用率」が非常に高いのが、転職エージェントの特徴です。
レバテックキャリア
IT企業に勤める私がもっともオススメする転職エージェントがレバテックキャリアです。
レバテックキャリアは実務経験が豊富で優秀なキャリアアドバイザーが在籍しており、採用側からしても一目置いています。
未経験者向けの求人はほとんどなく、利用するには実務経験3年程度のスキルが必要になりますが、経験がある方にぜひオススメしたいエージェントです。
ギークリー
IT・Web専門の転職エージェント「ギークリー」は、東証一部上場企業の求人も保有。
スキルを問わずにオススメできる転職エージェントです。
※対応エリアは「東京・神奈川・千葉・埼玉」のみ。
ビズリーチ
大手企業からベンチャー企業までの求人を取り扱う「ビズリーチ」は、年収1,000万円クラスの求人を保有するハイクラスエージェントです。
主に年収750万円以上の方を利用対象者としているので、ハードルが少し高いですが、CTOなどの求人も多く幅広い業種の求人を取り扱っています。
こんにちは!東証一部上場企業で面接官&エンジニアをしているユウです。
(証明として、上記に一部の取引企業・エージェント画像をあげています。)