「職業訓練校」VS「ITスクール」現役開発部長のオススメはどっち?

「ドベンチャー企業」に向いているタイプは?
面接官ユウ

こんにちは!東証一部上場企業で面接官&エンジニアをしているユウです。

こんな悩みありませんか?

  • 未経験からエンジニアになりたい
  • 職業訓練校かITスクールに通うか迷っている
ぶっちゃけ面接官

「職業訓練校」も「ITスクール」メリット・デメリットがあるので、よく理解した上で選んでいくことをオススメします。

そこで、この記事では、現役開発部長の私が「職業訓練校かITスクールに通うか迷っている」というあなたに、どちらがオススメかご紹介します。それではどうぞ!

職業訓練校はあまりオススメしない

現役開発部長からすると職業訓練校はあまりオススメできません。まずは、職業訓練校をオススメしない理由についてご紹介します。

職業訓練校は無料で受講できるのがメリットだが…

職業訓練校は無料で受講できるのがメリットだが…

職業訓練校の最大のメリットは「費用が抑えられること」です。

ぶっちゃけ面接官

失業保険の受給者は通学時にかかる「交通費」が支給され、さらに「受講手当」が毎日500円支給されます。(上限40日)

失業保険を受給する前の「求職者支援訓練」を受けている人は「交通費」と月額10万円が支給されます。

教科書代などの雑費はかかりますが、職業訓練校は費用をあまり心配しなくて済むのが最大のメリットです。

職業訓練校は転職成功率が低い

職業訓練校は転職成功率が低い

職業訓練校は安く学ぶことができますが、ブラック企業に就職してしまう確率が高くなります。

ぶっちゃけ面接官

職業訓練校から紹介される仕事は、主にハローワークの求人からになります。

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、ハローワークが保有している求人は「ブラック企業」や「ブラック求人」が非常に多いので注意が必要です。

厚生労働省による「ハローワーク求人票に対する追跡調査結果」のグラフをご覧ください。
職業訓練校は転職成功率が低い

引用:厚生労働省

ハローワークの求人について割合(%)
労働条件が求人票の内容と異なっていた41
企業側の説明不足18

なんと、41%の人が「労働条件が求人票の内容に反していた」、18%の人が「企業側の説明不足」と感じており、なんと6割以上の求職者が「求人票で見た労働条件と違う」と不満に思っているようです。

ぶっちゃけ面接官

ハローワークの求人は、掲載するのに月額数十万円もの費用がかかる求人広告とは違い、無料で求人を掲載することができます。「無料で人材を確保したい」「労働者にコストをかけたくない」というブラック企業が多いため、安易に応募してはいけないのです。

とくに、IT系の求人はブラック求人が多いので、ハローワークの求人はオススメできません。

さらに倍率が高くて受講できない場合も

さらに倍率が高くて受講できない場合も

IT系の仕事は、求人も増え続けていて、手に職もつけられるので人気の職業の1つです。

職業訓練校のIT系コースの人気は非常に高いため、倍率が高くて受講できない可能性もあります。

職業訓練校は先ほどもお伝えしたとおり、「費用を抑えて学習」できるため、「とりあえず受講しよう」とか「とりあえず応募してみよう」という人も非常に多いです。

ぶっちゃけ面接官

そういった人たちに囲まれながらの学習は「モチベーションの低下」にもつながります。

ITスクールは転職成功率が高いのが最大のメリット

ITスクールは就職が早いため結果的に収入が増える

ITスクールは就職が早いため結果的に収入が増える

職業訓練校は、「受講するための費用を抑える」ことはできますが、必ずしもお得とは言えないのです。

ぶっちゃけ面接官

職業訓練校の学習は「3ヵ月~1年」など時間をかけてカリキュラムを修了しますが、ほとんどのITスクールは「1ヵ月~3ヵ月」ほどで学習から就職をします。

長い期間通学する「職業訓練校」に対して、「ITスクール」は短い期間でカリキュラムが修了するため就職も早く、結果的に年収が増えるのです。

「それなら、多くを学べる職業訓練校の方が採用されやすいのでは…?」と思われるかもしれませんが、ITスクールのカリキュラムは、短期間で学べるようにカリキュラムが工夫されています。

ITスクールの方が採用率が高い

これは採用官として実績からお伝えしますが、ズバリ「職業訓練校出身者」より「ITスクール出身者」の方が採用される確率が高いです。

実際の企業で使っている最新技術を学んでいるので即戦力になる

実際の企業で使っている最新技術を学んでいるので即戦力になる
ぶっちゃけ面接官

ITスクールのカリキュラムは、企業と提携して実際の企業で必要な業務からブレイクダウンした最新の技術が学べるので、即戦力になります。

一方で、職業訓練校は少し古い技術を教えているところが多いようです。

ただ、先ほども述べたとおり、「職業訓練校」は「ITスクール」より学習期間が短め。そのため、「覚えることがたくさんあって大変…」と感じることもあるかもしれませんが、採用官からすると、プロエンジニアギークジョブなどのしっかりしたITスクールで学んだ人の方が「最新の技術を学習してきた」「企業が課したカリキュラムをこなす忍耐力がある」と感じるので好印象です。

また、ITスクールの就職コンサルタントは採用官からの信頼もあるため、結果的に「ITスクール出身者」の方が採用率が高くなります。

ITスクールの学習は大変だが…

ITスクールの学習は簡単ではないが…

エンジニア・プログラマ・webデザイナーなどのIT系の仕事は未経験で採用されることもありますが、知識がある人の方が採用率が高いです。また、就職した後にも役立ちます。

ぶっちゃけ面接官

「勉強が大変…」と思うときもあるかもしれませんが、大丈夫です!

「転職しよう!」という気持ちを持ち続ければ、きっとあなたの希望する職場に転職することができますよ。

20代にオススメのITスクール プロエンジニア

プロエンジニア(ProEngineer)

現役採用担当としてもっともオススメできるのは「未経験でもプログラマになれる」プロエンジニアです。

プロエンジニアは完全無料で受講することができ、「1ヵ月~3ヶ月」の間に、「学習・インターンシップ・就職活動」をすることができます。

ぶっちゃけ面接官

「受講料が無料なら、ハローワークの職業訓練校と同じなんじゃないの…?」と思われるかもしれませんが、プロエンジニアは求職者を企業に紹介することで、企業から収入を得ています。そのため、企業と求職者がマッチングするような仕事を紹介してくれるのです。

30才以下という年齢制限はありますが、20代の方は今がチャンスです!無料見学・体験も行っているので、興味がある方はぜひお気軽に行ってみてくださいね。

「プロエンジニア」公式URL
http://proengineer.internous.co.jp

初心者にオススメ!コースが充実のCode Camp

初心者にオススメ!コースが充実のCode Camp

オンラインで学べる個人レッスン型のコードキャンプは、20,000人の受講者を指導した実績のあるプログラミングスクールです。受講者満足度も「94.2%」と非常に高いのが特徴。

コースが充実しているため、自分が学びたい分野を自由に選ぶことができます。

年齢制限もなく、ネット環境があれば気軽に受講することが可能。プログラミングの未経験者も安心して受講できるオススメのスクールです。

「コードキャンプ」公式URL
https://codecamp.jp