IT系ブラック企業の見分け方は?現役エンジニアによる転職成功法

IT系ブラック企業の見分け方は?現役エンジニアによる転職成功法
面接官ユウ

こんにちは!東証一部上場企業で面接官&エンジニアをしているユウです。

こんな悩みありませんか?

  • 入社した会社がブラック企業で転職をしたい
  • IT系ブラック企業の見分け方を知りたい

この世に会社はたくさんあります! ブラック企業に勤めていると「就業マナーという名のマインドコントロール」をされて視野が狭くなりがちですが、転職活動を考えれば今後のチャンスは無限に広がりますよ。

この記事では、「IT系ブラック企業の見分け方」をご紹介したいと思います。

システム系ブラック企業はどれくらい存在する?

システム系ブラック企業はどれくらい存在する?

IT・WEB系システム企業は、就業環境が悪いところがあるので注意が必要です!

ぶっちゃけ面接官

面接官という立場上、転職エージェントの営業の方や、合同採用セミナーなどで他社の面接担当官とお話をする機会がありますが、とくにシステム業界はブラック企業が40%程度存在すると感じています。

テン子

IT系は高収入で自由な雰囲気の会社が多いので働きやすいイメージでしたが、ブラック企業も多いのですね…。

あなたにはブラック企業に転職して欲しくはありません!「ブラック企業とはどういうもので何に注意すべきか」という判断基準を頭に入れておく必要があります。まずはブラック企業の定義を確認したいと思います。

そもそもブラック企業とは?

そもそもブラック企業とは
テン子

「IT系ブラック企業」とはどんな会社なのでしょうか?

「勤務時間、給与、パワハラ」の3つが揃っていれば、皆さん納得のブラック企業だと思います。

ブラック企業の定義

  • 勤務時間
  • サービス残業が多い。残業代は出るけど毎月80時間。皆が残る空気感から誰も帰れない。土日出勤が多い。保守電話が夜間・土日普通に電話かかってくる。エンジニアを使い捨てすればいいと思っている。

  • 給与
  • 完全年功序列。無能な上司がたくさんいる。優秀な先輩でも出世・昇給しない。課長などの管理職でさえ給与が少なそうで困窮している。

  • パワハラ
  • 上司・先輩がずっとガミガミ・ネチネチ。何を言っても聞く耳を持たない。

これは皆様の考えているブラック企業の定義・印象と一致しているのではないでしょうか? では、次にこれらを見抜くテクニックのご紹介をしていきます。

現役のエンジニアがオススメするブラック企業の見分ける方法は?

①転職エージェントを利用する

ブラック企業判別:転職エージェントを利用する

ブラック企業を見分ける確度

  • 勤務時間:高
  • 給与:高
  • パワハラ:低

「転職エージェントに聞くこと」が一番シンプルな方法です。採用企業はエージェントに内情伝えていますので、おおむね当たっています。

ぶっちゃけ面接官

ただし、こちらが信頼できるエージェントにのみ内情を伝えているので、エージェントによっては内情を把握してないこともあります。なので転職エージェント選びは非常に大事です。

以下に信頼できるエージェントをピックアップしたので、よろしければご参考ください。(主にエンジニアの方向けになります)

上場企業の現役採用担当が「採用率の高いIT転職エージェント」をまとめてみた

2017年3月29日

②面接で確認をする

面接で確認をする

ブラック企業を見分ける確度

  • 勤務時間:高
  • 給与:高
  • パワハラ:中

「面接で残業時間を質問する」、「会社の雰囲気・面接官の関係性などを確認する」ことが、一番正確にブラック企業を判別できます!

ぶっちゃけ面接官

採用官も「入社して欲しいから」と嘘を付くことはありません。法的にも問題があるので、面接で「月平均20時間程度ですよ。」といえばそのとおりです。

面接時の印象からブラック企業判断

自身が面接されているときに嫌な感じを受けたのであれば、合格すれば彼が上司になるので注意が必要です。こちらも面接している気でいきましょう!

テン子

たしかに会社や面接官の雰囲気を感じることも大切ですよね!

ただ、面接に進む前にわかるのが1番いいのですが…。

ぶっちゃけ面接官

おっしゃる通りなのですが、面談で自身が感じたもの以上に正しい感覚はありません。エージェントを通して気になる企業を受けてみて、面接で確認するのがベターだと思います。今後10年20年働く会社です。

気になった会社はまず応募してみて、面接で内情を確認するというのも1つのテクニックですよ。

また、実際に面接を受けるとパワハラ系もわかります。

部長・課長が面接を担当する企業が多いので「部長から課長へ過度な圧力がないか・課長に発言権は与えられているか」等の関係性を見たり、会社内に通された時に、会社が和気あいあいとした雰囲気かを確認するといいでしょう。

ぶっちゃけ面接官

また、面接の時間帯によってもブラック企業か見分けることができます。

面接時間帯からブラック企業判断

面接の時間をあえて夜に設定するのもテクニックです!

その時の社員の在籍率によって残業時間も正確に把握できるメリットがあります。

面接時の逆質問でも「土日出勤は多いですか?」「保守担当などはあったりしますか?」と軽く聞くのもいいです。質問された側も正直に答えますし、逆にプラス評価になりますよ。

③ネットで口コミを調べる

ネットで口コミを調べる

ブラック企業を見分ける確度

  • 勤務時間:中
  • 給与:中
  • パワハラ:低

私も自社のクチコミ見ていますが、残業時間・給与などは半分程度合っていますね。

半分は一部の部署がそうであったり、個人的に気に入らない人がいるなどの私的な意見が含まれているので、話半分で見ておくのがいいと思います。

転職活動は転職エージェントの利用がオススメ

転職活動は転職エージェントの利用がオススメ

では最後に、転職活動を成功させるためのアドバイスを紹介します。

あなたは「転職活動ができるか不安」「仕事が決まるか心配」と悩んでいるので、そこをうまく解決させなければなりません。

それをうまくサポートしてくれるのが「転職エージェント」です。

転職エージェントを利用するメリット

  • 求人紹介
  • 書類対策・面接対策
  • 残業時間・労働条件の確認
  • 面接日の調整・年収交渉など

転職エージェントは、定期的に企業を訪問しているため、職場環境も仕事内容も把握しています。

自分で調べてもわからないリアルな情報をたくさん握っているので、「転職成功率」や「採用率」が非常に高いのが、転職エージェントの特徴です。

レバテックキャリア

レバテックキャリア

IT企業に勤める私がもっともオススメする転職エージェントがレバテックキャリアです。

レバテックキャリアは実務経験が豊富で優秀なキャリアアドバイザーが在籍しており、採用側からしても一目置いています。

未経験者向けの求人はほとんどなく、利用するには実務経験3年程度のスキルが必要ですが、経験がある方にぜひオススメしたいエージェントです。

※対応エリアは「関東圏・関西圏・福岡」のみ。

「レバテックキャリア」公式URL
https://career.levtech.jp/

ギークリー

ギークリー

IT・Web専門の転職エージェント「ギークリー」は、東証一部上場企業の求人も保有。

首都圏在住者にオススメできる転職エージェントです。

※対応エリアは「東京・神奈川・千葉・埼玉」のみ。

「ギークリー」公式URL
http://geekly.co.jp/

業界NO.1!リクルートエージェント

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転職エージェントは、日本トップクラスの求人数を誇るリクルートエージェントの利用がオススメです。地方の求人も多数保有しており、全国各地に拠点があるため幅広い地域の転職支援に強いのが魅力。

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